• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年05月11日

    「県を越えての移動を自粛してください」、という前に対処すべきこと

    熱海に出張でした。

    自宅→三宮→新神戸→三島→熱海→伊豆多賀という移動ルートでしたが、

    三宮→新神戸の地下鉄が一番混雑していました。

     

    新幹線はもちろんガラガラ。

    三島からの普通電車も車両に数人しか乗車されていませんでした。

    こうなると、遠距離移動よりも「通勤電車」の方が人との接触が多いことは

    間違いありません。

     

    「県を越えての移動を自粛してください」、という前に対処すべきことがあると

    実感した次第です。

     

    2020年05月10日

    「移動」+「宿」に制限がある中の出張

    5月後半の宿泊を伴う出張で、宿を探していましたが、営業している「宿」が

    少なく難儀しています。

     

    「移動」においても、いつも使っている飛行機が欠航になり、ルートを

    変えて出張にでなければなりませんが、変えた飛行機も最近は2~3日前にも

    平気で「欠航です」と一方的にメールが来るので、そういった意味で気がぬけません。

     

    「移動」と「宿」に制限がかかる中、いつも以上に手間がかかりますが、新型コロナ

    騒動が落ちつくまで仕方ありません。

    ただ、宿の中には休業期間を前倒しで営業する動きも出ているようなので、

    そういった方々の後押しをできればと考えております。

    2020年05月09日

    なぜJRの「減便」は航空各社より遅いのか?

    JR東日本 28日から新幹線・特急減便へ 2~5割程度を予定 新型コロナ影響

     

    というニュースが流れていました。

    28日は4月ではなく5月の話です。

    これから経済再開に向け・・・という最中、「対応が遅すぎる・・・」というのが率直な

    感想です。

     

    航空各社は既に相当の減便を実行している中、GWも空気を乗せて走っていた

    新幹線など、なぜJRは減便の対策を迅速にとれなかったのでしょうか?

    ・・・そして、再開に向けた動きの中の減便。

    旅行や出張という「移動」が詰まれば経済の動きの鈍くなります。

     

    マスコミ各社、「〇×します」というニュースではなく、「▼■だから〇×になりました」

    という切込みが欲しいものです。

    2020年05月08日

    ANAによる「リピーター様つなぎとめ施策」

    ANAより、

    【重要なお知らせ】ANAプレミアムメンバーステイタス2021年度継続のご案内

    というメールが届きました。

     

    最近の搭乗率が10%程度ということは、それだけ飛行機を使っていないと

    いうことなので、上記のような処置をとられたのでしょう。

    こういった処置をとることは「事業継続」を前提にした話ですので、良い

    施策かと思います。

     

    ANAだけにとどまらず、世の中にはリピーター様特典が多岐に渡って存在して

    いますが、その「前提」は「普段使っていただけること」です。

    新型コロナの影響で、使いたくとも使えない状況が続く中、リピーター様を

    つなぎとめておくのも一つの経営課題でもあります。

     

    こういった施策、他業種でも広がると前向きな「気分」が出てきます。

    2020年05月07日

    WEB会議を開催してみての感想

    あるクライアント先様とWEB会議を開催していました。

    こちらのクライアント先様とは、かなり以前からのお付き合いなので

    音声だけの会議でもコミュニケーションがスムーズで、問題なく会議が進みました。

     

    ただ、初見の人とZOOMなどを使ったとしても、FACE TO FACEの会議より

    も理解度などに問題が発生するように思えます。

     

    実際の会議では想定された議案の意思決定も重要ですが、それ以外の案件に

    ついての忌憚ない協議も必要で、そういった面でWEB会議の限界はあるかと

    個人的に考えております。

    2020年05月06日

    緊急事態宣言の延長による観光業の休業延長

    緊急事態宣言の延長をうけ、観光業の営業も5月末まで休業、という

    施設が増えてきました。

    が、エリアによっては5月中旬は20日近辺で再開される施設情報

    も流れています。

     

    感染状況は全国一律ではなく、そもそもほぼ感染者のいない地域もあり

    ますので、妥当な判断です。

    しかし、「県外」や「エリア外」からのお客様に対する扱いはそれぞれで

    旅行する側にとってわかりにくい状況は続いています。

     

    施設によって大きさやコンセプト、料理提供形態が異なるので、一律の基準を

    設けることは難しく、お客様(旅行者)各人の判断での旅行がしばらく続いて

    いくことでしょう。

     

    2020年05月05日

    「新しい生活様式」?

    昨日の安倍総理による「緊急事態宣言」の延長。

    ネットで大炎上中ですが、中でも不評なのが「新しい生活様式」。

     

    専門家が考えた内容とは思えない陳腐さで驚きました。

     

    難しいことを難しくいうより、簡単に言う方が仕事ができる人という評がありますが、

    易しいことを、簡単に言っても「馬鹿にしているのか?」と思われるだけです。

     

    日本人の悪いくせで、旧態依然としたことも「新しい」と言われてしまうと、

    「えっ?そうだったの?」と思ってしまう節があるので、ソコを狙ったのでしょうか?

     

    GW明け、実態経済が「どう」判断して「動く」のか注視していきたいと思っております。

     

    2020年05月04日

    昆虫たちはどこへ消えた?

    を読みました。

    特集は「昆虫たちはどこへ消えた?」です。

    普段、昆虫のことを考えて生きてはいませんが、世界的に昆虫の「数」

    が減ってきているという興味深い内容でした。

     

    一部、バッタなど農作物に甚大な被害を及ぼすというマイナスのイメージが

    ありますが、食物連鎖の底辺を支えたり、土壌改善に欠かせない生物です。

    減った理由はお決まりの人間の活動、農薬の影響とありました。

     

    旅館の軒先に訪れる小鳥図鑑、などを用意されている旅館はありますが、

    昆虫図鑑はありません。カメムシなどを図鑑に載せるわけにはいかないでしょうが

    「庭先で見ることのできる蝶」などは可能性があると感じた次第です。

    2020年05月03日

    外来患者の1000人、抗体3% 神戸市立病院調査

    自宅のあるポートアイランドに立地している中央市民病院

    子供が小さい時に夜間病院でお世話になったことがあるくらいで、新しい立地に

    移転してからは一度も行ったことがない病院です。

     

    その病院で「外来患者の1000人、抗体3% 神戸市立病院調査」というニュースが

    流れていました。

    記事によると

    神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の研究チームは、4月7日までの8日間に外来を

    受診した患者千人の血液を検査したところ、約3%が新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと2日発表した。

    チームによると、感染後しばらくしてできるIgG抗体が33人から検出された。救急や発熱外来を受診した患者は対象から外した。神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、4月7日の緊急事態宣言が出る前に、既に2.7%に当たる約4万1千人に感染歴があったことになるという。

    当時、神戸市でPCR検査によって把握されていた感染者数の数百倍が感染していた可能性がある。

    とのことです。

    私は疫学の専門家ではないので、真偽はわかりませんが、この記事の数値だと

    新型コロナによる死亡率は風邪と変わりません。。。

     

    マスコミ各社も不幸を過度に煽るだけではなく、こういった事例報道ももっと

    行ってもらいたいものです。

    2020年05月02日

    「先払い利用券」は行政が介在した方が安心感がある

    神戸市のHPを見ていると、

    先払い利用券による飲食店等の支援

    という内容が掲載されていました。

     

    詳細はまだ未掲載ですが、恐らくプレミアム商品券のような仕組み

    (1,000円で1,500円の利用券など)なのでしょう。

     

    こういった、「先払い」の仕組み。様々なネット業者さんが仲介していますが、

    一番の問題は「集めたお金が本当に使われるのか?」という点です。一般ユーザーから

    お金だけ集めてドロン・・・ということもあり得ますが、その際の責任の所在が非常に

    曖昧なケースが多いのが現状です。

     

    そういった意味で行政が介在するとスピードは鈍るかもしれませんが、

    安心感の担保という面では非常に効果的です。

     

    神戸市には有馬温泉や沿岸部にホテルも多数ありますので、「飲食」だけではなく

    「宿泊」の部門でも同様の取り組みを行い、盛り上げてもらいたいものです。

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