• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年03月24日

    「共食」の社会史

    を読みました。

    古代から現在に至るまでの「共食」、共に食べるということが

    料理内容や時代背景、宗教などを織り交ぜて記載されています。

    料理の歴史は今まで数多く読んできましたが「共食」という切り口で

    それぞれの時代の料理を考えてことがなかったので非常に勉強になりました。

     

    コロナ禍において、飲食業の苦戦が現実ではありますが、時代と共に「共食」

    の内容は変化してきており、その機能・役割が消え去ることはありません。

     

    また旅館においても「共食」という視点で考えたとき、まだまだ出来うる

    ことは多いのではないか、とも思いました。

     

    飲食業にしろ、旅館業にせよ「継続的に」こういった共食の文化を守ろう

    としている組織に助成や補助がもっとまわる日本社会であることを願います。