• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年04月23日

    ポートアイランドと医療特区

    先日TVを見ていると、現在私が住んでいる「ポートアイランド」の特集が組まれていました。

    阪神大震災後、医療特区を設けて企業を誘致し、地域活性化に繋がっている・・・という趣旨の放送でした。
    確かに、法人税等々の貢献をしているものとは思われますが、地域活性化とは繋がっていない気がします。
    街を歩いていると、空き店舗が目立ちますし、とても“にぎわい”があるとは言い切れません。

    この7月にも、新しい市民病院が出来るのにあわせ、「神戸新交通ポートアイランド線の駅名変更」をするとのことですが、住民からしてみれば、知ったことではない・・・というのが実感です。

    そもそも、地域に産業集積が出来たところで、それが地域活性化に繋がる・・・というロジックが間違えている気がします。確かに産業集積が出来、地域に賑わいが出るケースもありますが、それはそれなりの施策を行ったからです。

    ポートアイランド、ひいては神戸市にとっては「医療特区のお陰で、企業誘致が盛んになり、事業税等々の法人税が取れ、プラスに働いた」ということは間違いありませんが、その道だけが正しいわけではありません。

    今般の東日本大震災でも、「復興の絵」が描かれるでしょうが、短絡的にポートアイランドの事例を使って、甘い汁を吸う輩がでないように、、、とその土地に住んでいる一住民として心配してしまいます。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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