• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年05月06日

    凄い人たち~JR東京駅にて~

    出張の途中の東京駅のホームで↓のような表示を見ました。

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    もっと、近づいて写真を撮ると・・・
    2

    コレ、何かというとJR東京駅では、到着した「新幹線」を即清掃し、すぐに「乗車させる」という一連の動きがあります。
    つまり、仙台から東京に到着した列車をものの5分程度で清掃し、東京発仙台行きの新幹線に「変化」させるという離れ業。
    先日も、雑誌でこのスタッフの迅速さと掃除クオリティーの高さが評価されていましたが、私もいつも近くで見ていますが、素晴らしい動きをされます。

    で、清掃中は乗客が列車に乗ることができないわけで、その意思表示として「おそうじちゅうです」と表示をさせます。まず1つ素晴らしいのが「立ち入り禁止!」ではなく「おそうじちゅうです」と書いて、表現をやわらげているところ。
    常日頃、上から目線の緑の窓口のスタッフや、横柄な車掌に嫌気がさしている私にとっては、「JRも凄い!」と素直に驚きました。さらに今回「がんばるぞ!日本」とも掲載されており、大変素晴らしい活動と感じた次第です。
     ※ 「頑張ろう!日本」ではないところが良いですね。
       励ますというよりも、「一緒になって」という気持ちがよく表れていると思います。

    日本を支えているのは、こういう「現場の人」の心と改めて感じいった次第です。

    翻って、いくら大上段に立って立派な戦略を述べようとも、この現場の心を反映した戦略を構築しない限り、それは「現場を知らない空論」と成り下がり、誰もついてくる人がいないばかりか、お客様からの評価を受けません。

    早朝のJR東京駅でそんなことを考えていました。

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