• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年05月16日

    「早割」<「早得」

    先日、とある旅館様で「夏休み対策プラン」を仕込んでいただきました。

    結論から言うと、まだ5月でプランUPから10日も経っていませんが非常に順調な売れ行きを記録しています。

    某ネットエージェント大手も、しきりに「早割」(早く予約させて、安く売る)を提唱していますが、「安く」売ることには私は基本的に反対です。

    ただ、お客様に早く予約する「メリット」を感じていただくために、「早割」ならぬ「早得」の概念でプランを造成いただきました。

    言葉を整理しますと

    「早割」:早くに予約させ、料金を割り引く

    「早得」:早くに予約させ、お得感(付加価値)をつける=料金は正規料金

    その特典は、ベタなところでは貸切露天風呂でもOKですし、売店チケット、コーヒー券などでも問題ありません。

    先日、某大手旅行会社のTOPが新聞紙面で
    「インターネット予約は直前予約に強いから・・・云々」という趣旨の発言をしていましたが、まったくのナンセンスです。

    『直前予約に対応した企画(プラン)しか作っていないから、直前予約しか動かない』だけの話で、お客様に『先に予約させることのメリット』を提供すれば、お客様は動いてくれるのです。

    自粛モード云々といっても、動いているところにはお客様は動いています。
    そのお客様の動きを先読みし、いかに旅館の利益も考えた企画を提供できるかが、夏に向けての第一段階の勝負となるでしょう。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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