• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年07月21日

    ネットへの認識不足

    日経MJ新聞に、某大手AGTの方がコメントを掲載していました。

    ・・・「ネットの強みは低単価と、需給バランスによって価格を変動できる点だ・・・・

    という一文がありましたが、認識不足も甚だしい言動です。
    旅行会社の役割は、価値をエンドユーザーに伝えて販売すること。そこを突き詰めていかないといけないのに、「ネットの強みは低単価」と言い切ってしまうところに、自らの存在意義がなくなってしまう事実に気づいていないのでしょうか?

    本来「価値を高め」なければいけない業界の人たちが、安易に「安くすりゃ売れる」と言い切ってしまうところに組織破綻の兆しが見えます。
    そもそも、「ネットで安売りするから」単価が下がるのであって、「価値を伝え高く売る」努力をすれば旅行会社経由の単価よりも高く売ることは可能なのです。

    「単価を検証すると、実際ネットの方が高いんだよね」と言いきる旅館の方も多くいらっしゃいます。

    ネットだから・・・という理由をつけ、安易に値を下げて「売れた」と新聞紙面で誇ったように言う現状に、大きな危機感を覚えます。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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