• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年08月04日

    業界の歪みを正す必要性

    先日の会議で・・・

    「大坪さん、この前もイタイ旅行会社から意味不明な話がありましてね。9,000円の仕入れのお客様を“このお客はうち(その旅行会社)の大切なお客で、グルメなんだよね~。対応くれぐれもよろしくね!”ということを言ってきたんですよ。しかもその旅行会社、お客様からは15,000円位取っているようなんです。いつまでこんな馬鹿げた話が続くんですかね~」

    と自嘲気味にお話を聞かせていただきました。

    詳しく説明すると
    【旅館側の仕入れ(売上金額)】
    9,000円×(100-15%)=7,650円

    【旅行会社の利益】
    9,000円×15%+(お客様からのぼったくり分15,000円ー9,000円)=7,350円

    この構図だと、お客様も旅館も不当な搾取を受けていると言わざるを得ません。
    お客さんは15,000円はらっているので、それなりの料理を要求するが、旅館側は9,000円の販売なので、その時点で話がかみ合わない。

    こんなことを続けていく企業に未来がないことは確かですが、お客様が知らないことが業界の為になっていないことも確かです。

    こういった理不尽を公の場に好評する機会が必要だな~、と改めて感じた次第です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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