• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年09月07日

    なぜじゃ○んより、公式HPの方が安い(お得)なのか?

    本日伺っていた旅館さまでの話です。

    あるお客様がすごい剣幕で「なぜじゃ○んより、公式HPの方が安いんだ?」と電話してきたとのこと。なんでも「じゃ○んのポイントを持っているから、じゃ○んで予約したい。でもおたくの公式HP見たらそっちの方が安かった!」との趣旨の話だそうです。

    こちらの施設さまでは、媒体別価格戦略としてネットエージェントの値段を公式HPよりも高く販売していただいています。
     ※ポイントは「ネットエージェントより“高く”設定すること」。決して、ネットエージェントより「安く設定する」という後ろ向きの考え方ではいけません。その考えだと無策に客単価の下落を招きます。

    こちらの旅館様は、じゃ○んなどのネットエージェントは、旅館側が手数料を支払わなければならない・・・と正直にこのお客様にお伝えしたところご納得いただいたようです。

    お客様の頭の中に、「公式HPよりもじゃ○んなどのネットエージェントの方がお得!」という発想があるのであれば、それを払拭する取り組みが旅館業界にとって必要であると前々からセミナーなどで主張してきました。
     ※ホテル業界は客室を売れば、それに伴う付帯売上が上がる確率が高いので、その限りではないのかもしれませんが・・・。

    こういった話を聞くと、世間に「業界の構造」と消費者として「取るべき立場」を明確に提示する必要があり、そのことにもっと貢献しなければならないと切に思う次第です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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