• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年10月02日

    コンサルタントとトレーナーの違い

    ※この記事は宿泊業界の方以外は、何を言っているかわからないと思います。
     あらかじめご了承ください。

    英語を社内語にしている某IT企業からメルマガが届きました。

    要は、自分のところの会社経由の予約を増やす為に、広告買いましょう!Rメール送りましょう!懸賞創りましょう!口コミ返信しましょう!・・・などが書かれています。

    宿側の第一の要望は何も猫やスナフキンからの予約を増やしたいのでなく、「客室を売りたい!」ということ。
    スナフキンが猫のことをごちゃごちゃ言うのを聞きたいわけでも、猫からの売上を優先的に増やしたいわけでもありません。

    その次に、宿泊総売上が上がりつつ公式HP経由の予約が増えれば利益が増大するわけで、そのカラクリに気づいている宿は、直接予約を増やそうとするわけです。

    特に中規模以下の宿の場合、現場オペレーションを考えて、あれこれ操作する時間が少ないことも確か。
    その中でもやらなければいけないこと(商品企画&在庫コントロール)が最重要項目であり、その他のことにかまっている時間が取れないケースもあります。
    そこに、「あれやれ、これやれ、他の成功事例では・・・」と中途半端な情報を持ってこられても現場が混乱するだけです。
    ありとあらゆる事象の中で、“そりゃ、やればそれに越したことはないけど、物理的に時間が取れない”というケースは発生します。

    であるのであれば、解決策として、“いかにやることを選別し、実行にうつすか”という点です。

    某IT企業のコンサルを名乗る人たちは上記を無視して、施設側に費用のかかる広告や手間のかかることをやらそうとして出入り禁止になるケースがあったり、経営者や担当者ををイラつかせます。
    それは既にコンサルではなく、トレーナーです。
     ※トレーナー:相手のことを考慮せず、一定の決まったことを押しつける。
           (わかりやすいイメージでは、自動車教習所のコーチでしょうか。要は相手がどうであれ、“こうだから”といって一方的にルールを押しつけるイメージです。)

    真にコンサルを名乗るのであれば、宿側に「広告費や、極端な商品値引き、手間をかけずに効率的にスナフキンで売り上げを上げる法」を教授するくらいのことをしろ!とよく思いますが、それを出来る人は独立して自分でコンサルをすることでしょう。

    スナフキンコンサルの方で何名かは“まとも”な人もいましたが、最近特に勘違いした人の言動や行動が目につきます。それをわかっていて、どう活用するかがポイントですが、何だか目に余るケースが増えてきたのでブログに書かせていただきました。

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