• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年10月28日

    空+陸→旅行需要喚起

    東北観光復興へJRと航空会社が連携のニュースが報道されています。

    以下、上記サイトからの転載です、

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    東北エリアへの観光需要の喚起を図ろうと、「空」と「陸」のキャリアがタッグを組んだ。ANA、JAL両グループがそれぞれJRグループと連携し、自社グループ便とJRの特急や新幹線を商品に組み込み往復の足などに利用。従来とは違った切り口の商品としてアピールし、落ち込みの続く東北旅行市場を後押ししたい考えだ。

     ANAセールスはJR東日本と組み10月から、特別共同商品「庄内・秋田 ゆるり旅」を催行している。ANA便が就航する山形県の庄内空港開港20周年も記念した商品。往路にANA便、復路にJRを利用。従来とは違った切り口の商品とすることで比較的ビジネス需要の多い羽田~庄内、秋田便の観光利用拡大を図った。

     「秋の東北、地元の旬を感じる旅」をテーマに、地元のガイドが各地の散策ポイントを徒歩で紹介する。

     発売した3商品のうち「歴史をたどる旅 城下町・鶴岡と商人の町・酒田を訪ねて」では、JR東日本が旅行商品で採用している地元ガイド「旅市ガイド」が、それぞれの町の見所を徒歩で案内。舞娘踊りを観賞しながらの昼食も楽しめる。復路では通常の特急だけでなく、リゾート列車「きらきらうえつ」に乗車することもできる。 

     JRグループのびゅうトラベルサービスと組んで13日に東北方面への2商品を発売したのはジャルパック。JALマイレージバンク会員向けのウェブ限定商品で、旅行代金の支払いにはJALのマイルも利用できる。「新幹線を組み込んだ旅行商品の支払いに航空会社のマイルが使えるのは初めて」と両社。

     新幹線と観光素材をびゅうが提供し、ジャルパックが企画、実施する。

     「世界遺産平泉と仙台3日間」では、大阪など各地の空港から羽田までをJAL便で移動。東京~仙台は東北新幹線を利用し、びゅうの観光周遊バス「びゅうばす奥州平泉義経号」で中尊寺などをまわる。

     東京発のほか、大阪、福岡などの西日本発着プランも設定することで、全国からの東北旅行の需要喚起を図りたい考えだ。
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    観光マーケットは主に、
     ・観光地に移動する交通機関
     ・観光地に宿泊する宿泊施設
     ・観光地、及びその土地に辿り着くまでに使う土産代など
    で構成されます。

    その内、一番動きが緩慢なのが「交通機関」。ドル箱路線を持っているからといって、空気を運ぶ飛行機や鉄道が数多く見受けられます。株主が存在する企業であるので、費用対効果を考え最適な利益を出すように経営しているのでしょうが、観光の公器としての役割を求められていることも確か。

    危機に際し、上記のような取組をしているのでしょうが、これを機に平時においてももっと、搭乗率や乗車率に経営資源をつぎこんでもらいたいものです。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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