• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年02月03日

    サービス産業のアジア成長戦略

    大雪の影響で、出張のスケジュールが変更になったので、

    サービス産業のアジア成長戦略 サービス産業のアジア成長戦略
    (2011/10/27)
    安積 敏政

    商品詳細を見る

    を読んでいました。

    本書の「サービス産業」に残念ながら“旅館”という概念はありませんが、“旅行業”と“ホテル業”があります。
    世界・・・アジア・・・サービス産業・・・旅行業、という視点で論じられているので、ある意味新鮮な切り口も多かったです。

    特に「その通り!」と思ったのがP74のある記述

    日本の旅行業の基本的課題と今後の方策、というテーマで

     ・・・国内市場の伸び悩みから、21世紀にアジアを中心とした海外旅行需要の取り込みを図っているが、参入遅れが顕著であり同時に参入の度合い(コミットメント)が浅い。アジア市場が日本市場の追加の市場、ついでの市場となっており、21世紀の次の10年間(2010年~2020年)の持続的成長性や収益性を確保する不退転の決意の下の戦略になっていない。長期にわたる本国、日本市場への依存度の高い経営からマインドセットの転換が早急に求められている。・・・

    「ネット市場で楽○やじゃ×んに・・・」と、次元の低い負け犬の遠吠えのようなことを言うのをやめ、上記命題に対し、真摯に取り組んでいくことが日本の旅行業が生き残っていく“道”のように思えました。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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