• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年02月13日

    限界集落脱却への道のり~ローマ法王献上米!神子原米に学ぶブランド戦略~

    ひょうご優良経営賞 表彰式及び講演会に参加してきました。

    ひょうご優良経営賞に関する内容は、予想通りヒドイものでしたが、

    基調講演での

    『限界集落脱却への道のり~ローマ法王献上米!神子原米に学ぶブランド戦略~』が素晴らしい内容でした。

    昨年、ANAの機内放送で放映されていたので、ご存知の方も良いかと思います。
     
     【基調講演概要】
     高野氏は、限界集落(人口の50%が65歳以上)をわずか60万円
     の年間予算で再生。地元でとれるお米をローマ法王に献上し、
     ブランド化に成功している。その理念に基づいた戦略の実践は、
     ANA機内上映番組「発想の来た道」や、TBS「夢の扉」など、
     数多くのメディアで取り上げられている。

    ブランド化戦略を仕掛けた、石川県羽咋市農林水産課ふるさと振興係、課長補佐 高野 誠鮮さんの熱い話が聞け、大変勉強になりました。

    高野さんの講座のなかで、特に印象に残ったのが

    「例えば、この会場の電球が切れたとします。
    その際、行政は何をするかというと、会議をする。会議を何回したかが成果。
    コンサルタントは分厚い計画書を作る。分厚さの厚さが成果。
    でも、本当に必要なことは、脚立に上って“電球”を替える行動。」

    というお話。

    要は「計画書」だけ作って、「実行」が伴わないものに「成果」はありえないという発想ですが、非常に共感しました。
    ※前職時代、私も「報告書」(高野さんの話でいう計画書)というものを作る為の仕事をしましたが、「こんなことするよりも、一緒になってやった方が早いし成果出るのに・・・」と常々思っていました。
    ある時期からそういった類の仕事は一切しないようにしてきましたし、独立してからその類の仕事はお断りをしてきています。

    高野さんは全国でも講演をされることがあるようですので、皆様のお近くでお話をさせる機会がありましたら、日々の経営の糧となるお話がたくさんあるかと思いますので、是非のご参加をオススメします。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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