Author:大坪敬史
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都会(大阪)で打ち合わせをしていました。
ある地域の漁師さんと「魚の直販」について打ち合わせをしており、興味深い話をたくさん聞くことができました。
農業における問題点がJA(農協)であるように、漁業における問題点もJF(漁協)にあるという話が印象的でした。
一番憤っておられたのが、「自分が獲った魚の値段を自分で決めることができず、二束三文で漁協に卸さなければならない」ということでした。
何だかネット販売が盛んになる前の旅館業界に似通った話ですね。
漁協という組織運営が大前提なので、漁協職員はくっちゃべりながらサザエの仕訳をしている(漁師なら1人で出来ることを漁協職員は4人でやるそうです)中、漁師は荒海に漁にでる。
冷静に考えるとおかしな話です。
ただ、 “そういう商売をしないといけない”=漁師自ら魚を売ることが出来ない、という構図を変えないと、この問題は解決しません。
若く誠実でパワーあふれる漁師さんでしたので、弊社としても何かしらの仕組み作りをお手伝いできれば、と考えています。
「憤り」を前向きにチカラに変えていくことの重要性を改めて感じた次第です。
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