• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年03月09日

    性悪説に基づいた「行動」監視システム

    クラウドコンピュータの展示会に行ってきました。

    サーバーを安価にクラウド上で構築したり、1Gの容量のデータを月10円でクラウド上に保存するなど、技術の進歩に驚きを感じました。

    そんななか、恐ろしく性悪説に基づいたシステムを販売している会社が・・・
    画像

    概要は上図の通りですが、何を表しているかというと
    『社員のパソコン、携帯電話(スマートフォン)を常に監視し、“いつ”“どこで”“何をしてるか”を把握するシステムです』

    つまり
     ・業務時間内にパソコンで何をしているか
     →ネットへのアクセスはもちろん、立ち上げているファイルまで認識できるそうです。

     ・営業に出ている時に、どういうルートで何をしているか(GPS付きのスマホですので場所も追うことができます)
     →場所の記録が残るわけですから、営業者で昼寝などすると一発でバレますし「●×社に営業に行ってきました」と言って、実際に訪問していないというケースも想定されます。

     などが管理者に一目瞭然でわかってしまうというシステム。

    「どんな仕事をしているのか?」、「どんな営業をしているのか?」という日報が必要なく、個々人のリアルな動きを読み取る・・・というサービスのようです。

    「うちの営業マンの行動が把握してきれていない」という会社はゴマンとあるはずですから、それをトレースするニーズはあるわけですし、この業者はソコにマーケットチャンスを見出しているのでしょう。。。

    ・・・が、「人はさぼる」という恐ろしく性悪説に基づいた仕組みだと背筋が寒くなりました。

    「ちゃんと仕事してるけど、忙しいから出来ないのよ!」と言っている方のパソコンや携帯にこの仕組みを導入すると、一発でそのことを覆すことはできます。

    ネットサーフィンが大好きな某若女将のパソコンに、女将さんの許可を得てこっそり導入してみようかなとも思いました。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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