Author:大坪敬史
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虚構新聞というサイトでの「橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化」という記事が本当か!?ということで話題になったというニュースが出回っていたので、虚構新聞のサイトに訪れました。
※注:虚構新聞=嘘の新聞で、社会ネタをユーモラスに表現した新聞です。
サイトの中で面白いな~と思ったのが、「スピード上げて来客2倍 回転寿司の常識破る」の記事。
※以下、上記サイトからの転載です。
≪ココカラ≫
効率的な商品管理システムを導入したことで、安価で品質の良い寿司を提供するようになった回転寿司。高価なイメージを排除し、ファミリー層を取り込むべく熾烈(しれつ)な競争を繰り広げるこの業界に、昨年新規参入した一つの企業が今注目を浴びている。
近畿圏を中心に現在36店舗を展開している「超速ずし」(本社・京都市)は、その名の通りスピードを売り物にしている。一般的な回転寿司のレーンは分速15メートルほどだが、この企業のレーンはその8倍の分速120メートルで流れる。分速120メートルと言えば、時速7.2キロ。人間で言えば、早歩き程度のスピードだ。
だが、この速さこそが人気の秘訣であると言う。担当者が「回転寿司業界の常識を打ち破った」と誇らしげに語るこのシステムは、遠くにある寿司が手元に届くまでのまどろっこしさをなくすことで、商品の提供が迅速に行える。またレーンのスピードにつられて、食事にかかるスピードも1人当たり15分ほど短縮でき、結果的に客の回転率が高まることにつながった。実際に、レーンの高速化によって来客数が2倍になった店舗もある。
レーンの高速化による弊害もないわけではない。レーンのカーブ部では遠心力のために寿司が飛ばされてしまうことも多く、角の部分に座る客から「皿も取ってないのに、勝手に炙りサーモンが口に飛び込んできた」という苦情もあった。現在ではカーブ部にショック吸収の壁を立て、飛び出す寿司を跳ね返して再び皿の上に戻すようにすることで、問題は解消している。また、年配の客からは「流れるのが速すぎて目当ての皿が取れない」と言われたこともあった。この点についても「最初から年寄りは客として見ていない」(広報担当者)と切り捨てることにして、問題を解消した。
好調な業績に合わせ、超速ずしでは今後1年間でさらに20店舗の出店を予定している。同業他社の間でもレーンの高速化を検討する動きが広まりつつあり、ある回転寿司チェーン担当者は「向こうが8倍ならこちらは10倍で行く」と語る。低価格競争が一段落した回転寿司業界だが、今後はレーンの高速化競争が始まろうとしている。
≪ココマデ≫
単なる嘘ニュースではなく、業界の動向を捉えた上でのパロディが素晴らしいと思います。
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