• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年06月20日

    最後の旅

    本日打ち合わせをしてる方と話をしていると、

    「要介護者を受け入れてくれる旅館さんってありますか?」とご質問をいただきました。

    なんでもその方のお父様の病状が芳しくないらしく、闘病中のさなか「旅館に行きたい、温泉に行きたい」とおっしゃているそうです。

    休前日でなければ、“専門の設備があるわけではないですが、快く迎えてくれる旅館さんを紹介しますよ”とお伝えし、ありがたがられました。

    一般の方が、旅館に“そういうこと”をお願いするのも気がひけるそうです。

    ご要望としては
     ・温泉があり
     ・部屋食で
     ・貸切風呂で家族で入浴させることが出来る
     ・できれば兵庫県
    という条件でしたので、バッチリの旅館さんを紹介することができます。

    最後の旅。言葉にすれば悲しいことかもしれませんが、そういった“旅”が出来る家族環境を作っておられることが一つの人生の“成功”ともいえるのではないでしょうか?

    ただ、旅館サイドからすれば、そういった企画商品を作るわけにもいかないので、需要と供給の合致が難しいところでもあります。
    本来であれば、旅行会社にその役割があるのでしょうが、今の体たらくぶり(そもそも旅館の特徴すら捉えきれていない)では期待することも難しく、結局本日のような会話からしかニーズがくみ取れないのが残念でもあります。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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