• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年06月26日

    安い客ほど文句が多い・・・

    とある旅館さまで「安い客ほど文句が多い・・」という話になりました。

    大型旅館さんでして、商品価格帯別に企画を造成し、展開していただいているのですが、文句や酷い口コミを投稿する人に限って「安い宿泊プランで予約したお客」とのことでした。

    宿泊という旅行だけではなく、常日頃から安いもの“のみ”に注力した消費行動をしているので、何かトラブルがあると、冷静な判断をすることは出来ず、「最安値」を買った(求めた)追い目もあって、すぐにキレる・・・というのが要因ではないか?と話をしていました。

    そもそも、筋違いの文句や、口コミに罵詈雑言を書く人=その場での解決能力がない!ということを露呈しているようなものです。

    こちらの施設さまでは、価格帯を上に引き上げ、気持ちの良い商売をしていきましょう!という結論になりましたが、“安さ”ばかりを礼讃する世の中では、宿泊産業だけの話ではないですが、儲かるのは一部の企業倫理すれすれの行動をしている企業のみです。

    消費低迷&安さ礼讃の中、いくら消費税を上げたところで、景気は上向きになりません。
    今まで 20,000円で売れていた(税率5%で1000円の税収)ものが、さらなる価格圧力がかかり12,000円になったとしましょう。
    そして、例え税率が8%上がったところで税収は12,000円×8%の960円です。

    ・・・そんな寒い未来に付き進んでいるように思え、背筋が寒くなりました。

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