• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年10月12日

    但馬空港推進協議会に思う

    書店で雑誌を手に取ってみると「但馬空港推進協議会」なるものが出している広告を目にしました。

    なんでも地元の人(但馬の人)が但馬空港→伊丹空港便を使うと、帰路のバスの料金が割引になるとか。
    さらに、但馬空港→伊丹空港の移動がある旅行を購入すると助成金が出るそうです。

    確かに地域空港を守る為の施策(何としても利用人数を増やす)として必死なことは理解できますが、お金の使い方が本末転倒のような気がします。

    但馬空港を起点として大阪に行く人は地元の人。
    逆に伊丹空港を起点として但馬に行くのはビジネス、観光を含めた地元外の人。

    本来は「地元外の人」に多く地域に来てもらい、お金を落として地域全体の活性化を・・・というスキームが最適でしょうが、そこをスルーして、発展はあり得ません。

    伊丹空港→但馬空港便を使い、北兵庫一円にある宿泊施設に泊まると、旅行費用の一部が助成金で賄える・・・というのであれば、「どんどんやってください」という話ですが、今日見た広告は“そういうこと”ではありません。

    内向き志向に走るマーケティング策に、どんな未来を描いているのかを聞いてみたくなる広告でした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

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