Author:大坪敬史
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既にご覧になって憤っておられる経営者の方も多いかと思いますが、本日日経新聞で「働けない若者の危機」という特集が最終回でした。
最後の記事で「低い新人定着率」という話題で、業種ごとの大卒3年後の離職率を提示しています。
(厚生労働省がまとめた数字らしいで、信憑性が低いですが・・・)
離職率が高い業種順に
・教育、学習支援 48.8%
・宿泊、飲食サービス 48.5%
・生活関連サービス、娯楽 45%
・・・
全産業平均 28.8%
という結果だそうです。
この数字をもとに、「ブラック企業が悪い」、「転職や再挑戦のリスクが大きい社会が悪い」というような記事でしたが、果たして要因は企業側だけにあるのでしょうか?
ブラック企業というのがいつから市民権を得たのかはわかりかねますが、その程度の度合いに問題があるかと思います。
私が新卒で入社した前職の会社のとある役職の方に
「おまえたちはサルだ!サルが成長したら何になるかわかるか?サルが成長したら人間になるのではなく、立派なサルになる。だから、お前たちは人間に進化できるように頑張れ!」
と今思えばとんでもないことを言われました。ただ、日々厳しい経営のかじ取りをされておられる経営者の方々との付き合いが前提の仕事で、大学を出たばかりの知識など“サル”程度であると認識をさせられたのと共に、本気で仕事しないとこの会社では生き残れないんだな、、、との思いを強くしました。
上記のような言動をする上役がいることが、ブラック企業なのでしょうか?
たしかに色々な理不尽、マジですか!?という事案に遭遇しましたが、それを乗り越えてこそが「社会で生きていく」ということなのではないでしょうか?
一部公務員、JRのような会社は「組織で決まっていることをお客に押し付ける商売」が成り立ちますが、多くの業種は「他人」との関わりで商売をしていきます。
その長年の商売の慣習やそこに至るまでの『道』が厳しいこともあるでしょう。
そんなことを無視し、昨今のように、何がなんでも「働く側」の視点に立った論調は本当に頭にきます。
泥をかけて辞めていく人間、権利ばかり主張し義務を果たさない人間が尊重され「雇う側」のことは知らない、、、といった風潮打破こそ必要なのではないか。
ゆとり世代が入社し、何から何まで教えないといけない・・・と苦労されておらる方々の要望こそもっと取り上げていくべきだと思います。
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