Author:大坪敬史
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スカイマークで長崎まで出張でした。
機内では、最前列の通路側(すぐに飛行機から降りれるよう)に座っていたのですが、横にキャリーバックをもったご婦人(60歳以上)が来られました。
私の横の席らしく、キャリーバックを手荷物収納スペース(座席)の上部にあげようとされました。
私は既にシートベルトをし、座席に座っており、横にCAも居たので大丈夫だろうと思っていたのですが、
CAが手伝うそぶりも見せません。
ついに、ご婦人が自分でキャリーバックを手荷物収納スペースに入れようと持ち上げたはいいのですが、
そこでフリーズされてしましました!
私があわててシートベルトを外し、雑誌を置き、そのキャリーバックを支え、上部の座席に入れCAの方を
見ましたが、またしても知らんぷり。
スカイマークは会社方針として、「トラブル防止のために、係員は手荷物収納を手伝いません」と言いきっています。
ただ、人としての感覚を持ち合わせているのであれば、「困っている人を見たら助ける」のがあたり前ではないでしょうか?
他の航空会社は「お客が困らないようなサービス」を心掛けているケースもあるので、その段階でも一歩後進してますが・・・。
それとも、人としての良心を凌駕するほど会社のマニュアルを遵守しなければいけないものなのでしょうか?
「働いているプライドはどこにあるのか?」と聞いてみたくなる出来ごとでした。
「子供と老人には優しくしましょう」、「困っている人を見たら助けてあげましょう」という日本古来の良き
伝統に対する挑戦とも見てとれます。
長崎に飛行機が到着した時も当然、CAは知らんぷりでしたので、荷物を降ろし、ご婦人に渡しました。
当然そのご婦人には感謝されましたが、「それってCAがやるべきことなのでは?」という疑問は最期まで消えません。
飛行機から降りる際、CAが乗客に対し「ご搭乗ありがとうございました」と言っていましたが「お金を払って搭乗してくれてありがとう。私たちは“搭乗している人”がどう思うおうとかまいません。あなたたちを“お金を運ぶ客”として認識してます。だから、その感謝を込めて“ありがとう”と言うんです」とでもマニュアルで言ったらどうなんだろう?と思った次第です。
「そんなに言うなら使わなければいいのでは?」というご意見もあるかも知れませんが、私はビジネスで「ちょうど良い時間の便がコレ以外ないから」使っているだけです。
プライベートで子連れで観光する場合、使おうとおも思いません。
もちろん、自分の親や知り合いが観光などでスカイマークを使う、と聞けば全力で「やめとけば」と忠告します。
マニュアル重視の経営が、大袈裟かも知れませんが、人の尊厳まで奪う事例に出逢い朝から衝撃を受けた次第です。
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