• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年08月23日

    地域に根差して貢献している人が圧倒的に多いのは、観光業者の人たち

    『GoToトラベル』早すぎた? 菅官房長官に聞く

     

    というニュースが流れていました。

    菅官房長官が

    やらなかったことを考えたら、大変なことになっていたと思います。実は、地域に根差して貢献している人が圧倒的に多いのは、観光業者の人たちです。地方のホテルや旅館は稼働率1割ちょっとでした。旅館に食材を納めたり、土産物を作る、バスやタクシーなども絡んでいて、約900万人の人が直接働いていると言われています。観光業は極めて厳しい状況のなかで、感染防止の対応をした所に協力をお願いできるような仕組みにしました。そして、直近までで延べ200万人が利用して頂いていますが、このうちコロナに感染した人は10人でした。そうした面で、地域の活性化に少しは役に立ってきていると思います。

    とおっしゃっておられました。

    官房長官の立場で地域に貢献しているのは「観光業の人たち」と明言されておられ、

    地域の実情をよく理解されている!と非常に感銘を受けました。

     

    GO TO トラベルは宿が儲かればよい、という短絡的なものではなく、地域経済全体を

    考えた事業です。記述の中で200万人GOTO利用し、感染者10名・・・ということですが、

    普通に都会で暮らしているより感染率が低いのでは?

    事業として、感染対策にも経済対策にもなり「失敗」というより「成功」しているのでは?

    と感じました。

     

    菅官房長官は「地域の活性化に少しは役に立ってきていると思います。」とおっしゃって

    いましたが、もっと胸を張って「事業自体は成功です。しかし、マスコミがGOTO反対と

    言って世情をマイナスの方向に煽るので、それがなければもっと大成功です」位おっしゃっても

    良いのでは?と個人的に思います。

     

    GO TO トラベル事業、是非今後も続けていってもらいたいですね!