• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年09月13日

    Go To トラベル事業対象高速道路周遊パス がスタート!

    Go To トラベル事業対象高速道路周遊パス が始まりました。

    公式サイトでステイナビを第三者機関に設定している宿からの予約で適用になります。

    GOTOトラベル事業の以前から、「ドラ旅」ということで展開されていましたが、

    弊社のクライアント先様では、それほど爆発的に予約が増えたという経験はありません。

     

    理由は「わかりにくい」&「遠距離移動を伴う旅行には不向き」だから。

     

    以下は、ネクスコ西日本管内でのドライブパスになります。

     

    結論、訪問した旅行地近辺を周遊したり、地元客が旅をするにはよいですが、

    例えば大阪在住の人が「広島・山口乗り放題プラン」を使ったところで、大阪から広島までの

    高速代については何ら特典はありません。

    つまり、広島・山口県内を思いっきり移動し、観光しまくるという人にとっては有効ですが、

    コロナ禍時代、それほど周遊観光をする人も少ないでしょう。

     

    単純に、1泊2日旅行で移動した(使った)高速代金の35%OFFとしたほうが、はるかに需要喚起に

    つながると思うのですが・・・。

    悪夢の民主党時代、数少ない成功事例が「高速道路一律料金」でしたので、予算があるなら同じことを

    した方が需要喚起に繋がると信じております。

     

    自民党総裁選後、新総理には過去の成功事例を未来に活かすような施策を期待したいものです。