Author:大坪敬史
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 8月 | 10月 » | |||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
長崎に出張中です。
長崎空港到着時は気温30℃でしたが、山の上に到着したら23℃とすっかり秋でした。
神戸空港からの飛行機もJALやANAが欠航しまくっており、空路が絞られたせいか
搭乗客がいつもより多かったように思えます。
10月から地域共通クーポンがはじまるというニュースと、東京GOTO除外から解除という
話もあり、旅行需要をさらに回復させなければなりません。
素晴らしい自然を眺めながら、旅行しないと勿体ないな~と思ってレンタカー運転
しておりました、
GOTOトラベル事業にかかわる「地域共通クーポン」が10/1よりスタートと
発表されました。
マニュアルを見てみると全12Pにわたり、不明瞭な点も多くありました。
純粋に、「どうするのだろう?」と思ったのが、
電子クーポンは、旅行当日のキャンセル料が旅行代金の 50%以上に設定されている旅行商品に限り、発行対象となる。
の一文。
具体的には関西在住の方が北海道のツアー旅行をOTAダイナミックパッケージで予約し、キャンセル。
キャンセル料が50%以上なので、それを支払った場合「電子クーポン」が発行される、とのことですが
そのクーポンが使えるのが北海道と青森県、しかも特定期日のみとなると「使う術」がありません・・・。
そういったお客様のために、地域産品を扱うサイトから通販商材を買う、的な救済措置なども
あってしかるべきかと思いますが、時限的な施策なのでそこまでしないのかもしれません。
旅館でキャンセル料徴収した場合はどうなるのか?含め、今後実務的な疑問が多く出て現場大混乱の
兆しが見えます。
そもそも、旅館にクーポン発行を代行させるという「手間」に見合うフィーは考えているのでしょうか?
200室規模の旅館が満館時、クーポン発行する労力を想像すると恐ろしくもあります。
有馬温泉に出張でした。
訪問先の旅館様は休館日でしたが、会議中に売店に商品をお求めになられる
お客様がいらっしゃいました。
こちらの旅館様でしか買えない「限定商品」をお求めになり、全国からお客様が
いらっしゃるとのこと。
ネットで当該商品の愛好者の方々のネットワークがあり、情報交換や情報発信も
活発とのことでした。
こういったあまり表にはでないけれども、確実に動くお客様層の取り組みは今後も
重要です。若いお客様でしたら、世間一般に若い人は旅行しないという表面的な
話と現実は一致しないことを実感した次第です。
猛烈な台風と注意喚起されていた台風がかするこることなく、神戸は
平穏でした。昨晩は風が強いな~、と思うくらいで、特に被害もないようです。
九州地方はまだ被害の全容がわかっていないようですが、警戒したほどの被害は
ない、というのが今のところの評価でしょう。
災害などは事前に被害予測を過大にし、それに備えるという姿勢はその通りだと
思います。注意喚起なしに被害に遭うのと、注意喚起しすぎて被害がないのでは
後者のほうが間違いなく良いことです。
ただ、一部の局所的な被害をフォーカスし、視聴率を稼ごうとするマスコミの
行動は当該地域にとってマイナスです。
暴風吹き荒れている様子だけではなく、台風一過の平穏な映像も社会に届けて
もらいたいものです。
白浜に行ってきました。
何年ぶりかの訪問ですが、夏の名残ということで砂浜なども
にぎわっていました。
帰路、「とれとれ市場」を見てきたのですが、進化している部分と
あれっ?と思う部分がありました。
あのエリアで、あれほど多様な商品を購入できる場所がないので、
独り勝ちは続いていくでしょうが、商品MDはあれでよいのか?と
疑問の部分が多くありました。
干物を買って帰ったのですが、さすがの接客力。
帰宅までの時間をきき、氷の量を調整し、特殊なパッケージにして
渡してくれました。
こういった点は今後も評価されていくことでしょう、
GO TO トラベル事業がスタートしてから、購読している日経新聞にも旅行会社
の広告が目立つようになってきました。
知床や屋久島に行く「ツアー」などの「旅行」をGOTO割引で売るのは大いに結構
なことですが、リッツカールトンなどの宿単体を紙面を割いて売っていることには
甚だ疑問です。
旅行会社の本懐は「旅行」を売ることであり、「宿」単体を売ることでは
ありません。簡単に売れるからといって高級ホテルや高級旅館を国の予算を使って
売るという行為に恥ずかしさを感じないのでしょうか?
宿単体は「宿」独自で売れますので、そこに旅行会社を介在させる必要はありません。
本来であれば、コロナ禍におけるツアー開発を国の予算で行うべきところ、安易に
売上を求めて動いているところを見ると、今後旅行会社の存在意義がますます減少
していくように思え、残念でもあります。
ある地方の道の駅で商品を買ったら、代金支払い後、「お買い物応援券です」
といわれ、チケットを渡されました。
「今日中」に「この店だけで使えるチケット」とのことで、うれしい話なのでしょうが
なんだか釈然としません。
ほかのレジで買い物をしていたお客さんも、「事前に言ってくれたら計算して買ったのに」
となんだかうれしい話が微妙な話に変わってしまったようです。
コロナ禍時代、こういった地域商品券のようなものが乱立していますが、それを
知って買うというお客は少なく、買い物したらなんだかわからないけどついてきた、
というものが正直なところです。
購入活動の誘因になれば成功ですが、なんだかわからないうちに商品券もらっても
どうしようもない・・・ということが実感として理解できました。
豊岡に出張でした。
アポイントの時間の合間、豊岡の街を30分ほど歩いていたのですが、
見事なシャッター商店街が連なっていました。
かつての繁栄を思わせるような店舗が今はシャッターで閑散状態。
街として「どう」するのか?を明確にしないと、この状態は続いていく
ことでしょう。
観光資源が乏しい街の再活性化。
なかなか難しいですね。
以前、話題になった施設なども目の前を通りましたが閑散状態。
命をかけて事業に邁進する企業が参加しないと、この街には人が来ない・・・
と実感しました。
熱海に出張でした。
訪問先の施設様は箱根と熱海に宿を運営されておられますが、
8月の稼働率が箱根100%!&熱海99.6%と過去最高の実績(売上)を記録されて
おられました。
熱海でもノーショウがなければ100%ということでしたので、ほぼ両館で満館と
いえるでしょう。
GOTOトラベル事業、批判される論調ですが、こちらの施設様のように経営に
大きくプラスに寄与しているケースもあります。
総理が交代しても継続して観光業の支援を続けてもらいたいですね、という話とともに
GOTOトラベル後の施策も協議いただきました。
こういった協議ができると施設とそうでない施設の「差」はGOTOトラベル事業後の
展開に大きく開くことでしょう。
上諏訪に出張でした。
神戸を出るときは猛暑でしたが、上諏訪に降り立つと涼しい空気が
吹き抜けていました。
やはり上諏訪は避暑地です。
訪問先の旅館様で「売店で商品が売れない!」という話になりました。
アンチGOTOが好き勝手いっているので、旅行をするのがダメ・・・という空気が
流れており、旅行には来るけれども近所の方などにお土産を配るということが憚れるよう
な雰囲気があります。
そこで、パーソナルユース(個人・家族用)のお土産を強化しようと、様々な施策を
講じていただきました、
他クライアント様でも成果が出ている取り組みなので、こちらの旅館様でもよい成果が
生まれるかと思います。
合わせたくもない時流ではありますが、こういう時期なので、空気に合わせた販売展開が
求められます。