Author:大坪敬史
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 9月 | 11月 » | |||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
GoToトラベル事業において、立て続けに新たな指針が発表されました。
●10/29発表
Go To トラベル事業の支援対象とする旅行商品の基準・考え方の明確化について
https://goto.jata-net.or.jp/info/2020102902.html
●10/30発表
Go To トラベル事業における泊数制限の導入について
https://goto.jata-net.or.jp/info/2020103001.html
「1回のGoTo利用を7泊まで」とする、という内容はわかりやすいですが、
「ビジネス出張には適用しない」という案件は、「誰」が「どう」判断するのか
謎です。
仮にお客様の自己申告、という話になると厳しく対処する宿とそうでない宿が
出てくるでしょうから、トラブルの温床になることが容易に想像できます。
あるクライアント先様で聞いた話ですが、お客様がチェックイン時に
「おたのくの宿は地域共通クーポンは宿泊料金に使えないんだね?前泊の宿では
使えたのに・・・」と言われ、困惑した、ということがあられたそうです。
ルールをしっかり守らない宿があることで、まともにルールを守っている宿に
妙なイチャモンが付く、ということは阻止しなければなりません。
福井に出張中です。
ある地域の観光コンテンツ(主に体験型)をモデルさん&カメラマンさん共々
廻った1日でした。明日もまた違ったコンテンツの撮影になりますが、やはり
WEBやパンフなどではわからないことも「体験」してみればよくわかります。
「宿泊」を核として、その宿に泊まった人々がその土地の魅力をより感じて
もらいような企画を実行に移していただき、当該エリアにもっとお客様がいらっしゃり
ファンになってもらいたく考えております。
というニュースが流れています。
記事によると
政府・与党は27日、来年1月末に期限を迎える観光支援策「Go To トラベル」事業について、延長する方向で調整に入った。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要をなお下支えする必要があると判断した。具体的な延長幅などを今後詰める。
とのことです。
観光業を支えていただけることはうれしいことですが、早く「いつまでか?」
又、「ルールは変わらないのか?」を明示していただかないと、宿にお客様から
問い合わせが発生し、既にオーバーワークの状態にさらに混沌とした業務が発生
してしまいます。
既にギリギリの人員で営業している宿も多いと思われますので、延長するにしても
1~2週間の「休み」を設けていただかないと、いくらお客様がいらしていただいても
宿が疲弊してしまいますので、その点なども考慮してもらいたいものです。
飛騨高山に出張でした。
秋晴れの中、随所に紅葉が見られました。
既に朝の気温は5℃にせまる勢いで、到着したお客様が「ちょっと服買ってきます」
とおっしゃることも多いとか。
人でにぎわっていましたが、インバウンド客はほぼ0なので穏やかな風景が見て取れました。
訪問先の旅館様では、毎日日本人で満館!状態。
ただし、日本人のお客様が多いと、アンケートにも細かいご指摘を多数いただくので、
この機会に宿のブラッシュアップに役立たせていただいています、という支配人からの
言葉もあり、強い企業はやはりこういった「時」にもチャンスを活かすな~、と納得した次第です。
GOTOも延長になった場合、そうでなかった場合のケースを想定し施策を打っていただきました。
先を見据えて具体策を地道に行うことが、繁盛旅館への近道です。
京都に出張でした。
平日でしたが、レンタル着物を着たカップルやグループの若い客層でにぎわって
いました。インバウンド客がおしよせ、道もまともに歩けない・・・という状況
ほどの混雑ではありませんが、インバウンド繁忙前の京都、といった感がありました。
残念なのが、この状態に戻っても閉じている店が多くあることです。
インバウンドを見越して荒い商売を企んでいた店はまだしも、日本人客向けに
まともな商売をされていたお店も休業状態でした。
こういったことが続くと、街の魅力が薄れ、ますます人が来なくなりかねません。
もうすぐ紅葉がはじまり、ますます人が多くなるでしょうから、その時分には以前
のように活気ある京都に戻ってもらいたいものです。
のニュースが流れています。
サイトを検索してみましたが、欠航も少なく各地の空港をレガシーキャリアよりも
安く結んでいるようです。
LCCなどは、既存航空会社が運航していない路線を優先的に開発してきましたが、
これだけ既存航空会社が地方路線を減便・欠航にしていると、その路線にも参入
してほしい、と願います。
コロナを理由に需要減退で減便・欠航という論理がまかり通っていたら、地方路線
が減少し、結果的にその地域の観光にも悪影響を与えます。
航空会社は「公共交通機関ではない」とコロナ禍で実証されましたので、そうであれば
新興でやる気のある航空会社に道を譲るべきと考えます。
奈良・京都を巡ってきました。
奈良公園・春日大社・東大寺・毘沙門堂・三条・河原町・八坂神社・清水寺・京都駅などを
歩いて回っていたら20キロ超えてしました。
秋晴れの中、日ごろの運動不足の解消になりスッキリした次第です。
清水界隈など、インバウンド客はちらほらですが、日本人のお客様でにぎわっていました。
しかしながら、店舗に空きが目立ち、10月の秋ハイシーズンでもまだ店を閉じたままの店舗も
多かったです。
さらに、営業終了時間が17:00という店舗もあり、まだまだ本格的な京都観光復活、ということ
にはならないようです。
気になったのはスターバックスの出店の多さ。この機会に資本の力で京都を抑えてしまおう、
という発想でしょうが、世界中にある店がたくさんあっても長期的な魅力につながるとは思えません。
こんな時だからこそ、京都の魅力ある個店の応援をしたいですし、そういったお店が残るような
行政の施策を望みます。
新潟に出張でした。
訪問先の旅館様では、「新料理長に変わり、お料理評価がうなぎ登り!」
というご報告をいただきました。WEBの口コミでも高評価連発、さらにリピーター様から
「料理長変わったよね?」と言われ、宿泊の次は兄弟会でなど継続的な受注が続いて
おられるとのことでした。
そこで、料理長のウリをPRした企画を造成いただきました。
こちらの新料理長、姉妹館でミシュラン掲載宿の料理長でもあり、今回「総料理長」と
して両館を統括されることになったのですが、TOPが変わるとここまで内容がよくなるか!
というくらいの変わりようです。
宿の「中身」をブラッシュアップすることは「外見」を変えることよりも難しいのですが、
内容が昇華されると、ネットのプランのように簡単にパクられることはありません。
GOTO終了を見据え、「宿の自力UP」を目指していくことが重要です。
GoToトラベル事業で人の動きが戻ってきているとはいえ、空の動きはまだまだ
のようです。
↓は本日現在の来月の金曜日のANAでの新潟→伊丹便です。
欠航になっている便が機体も大きく、多くの人を運べたのですが、欠航により
その前後に出発する便が現段階で予約不能状態です。
JAL便なども大幅欠航しており、このままですと夕方に飛行機では新潟から関西に戻る
ことはできません。ビジネスの面からは大きなマイナスです。
「金曜日」というビジネス需要の多い日、特に夕方の便などは需要が多いのでしょうが、
それよりもコストカットに動かざるをえないので、このような状況になっているものと
思われます。
新潟便に限らず、地方便は概してこのような状況。
まずは近場での旅行、とはいっていますが、それだけだと日本全体の「観光」、「経済」は
復活しません。
この状況が続くと、地方便が恒久的に大幅減便になりそうでゾっとしております。