• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年02月14日

    人の宿の「駐車場の車の台数」を数えても自分の宿にお客様は増えない

    新潟に出張でした。

    田んぼに降り積もる雪も一部解け始めていましたが、週の半ばからの雪でまだ銀世界は続きそうです。

    訪問先の旅館様では周囲の宿が開店休業状態の中、連日お客様がご来館されているので、色々チャチャが

    入るという話に。

     

    特に???だったのが、夜な夜な近くの大型宿の女将が「駐車場に何台車が停まっているか」を確認しに

    くる、とのことでした。

    人の家の車の台数を数えたところで、自分の宿にお客様が入るわけでもないのですが、こういった話、

    様々な地方で聞きますので、因習と言われる文化なのかもしれません。

     

    人のことを気にするより、自分の館の売り方を考えた方がよっぽど有意義と思うのですが

    不思議な話です。