• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年05月04日

    有馬町になくても「有馬温泉」名乗るのはありかなしか…法廷までもつれ、ようやく決着へ

    有馬町になくても「有馬温泉」名乗るのはありかなしか…法廷までもつれ、ようやく決着へ

    というニュースが流れています。

     

    記事によると

    とのこと。

    歴史的な歩みを営んできた温泉地に第三者が入ってきて好き勝手して揉める、というのは全国

    どこにでもありますが、裁判までもっていったのはさすが有馬温泉です。

     

    歴史を積み重ねてきた温泉地名をただ乗りで好き放題にされて、超えてはならない一線を越えたという

    ことですが、被告の「有馬街道の近くにあるので、問題はないと認識していた」という言葉には驚きを

    禁じえません。この論法であれば街道名=温泉地という認識になりますが、そんなバカげた話はありません。

     

    この判決が日本各地で代を重ねて温泉地を守ってきた方々の励みになるような結果になればよいと願う

    と共に、有馬温泉の具体的取組を通じて、第三者が好き放題している昨今の情勢の歯止めになれば、と

    願っております。