• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年05月31日

    インバウンド客が感染したらどう「周辺」に波及するのか?

    【速報】訪日実証ツアーが一部中止に 大分滞在の参加者がコロナ感染

     

    というニュースが流れています。

    日本はゼロコロナを進めているわけではないので、日本(というか移動する限り)、

    感染の可能性はあります。

     

    感染してツアー中止となると、本人たちも残念ですが、

    ・当該期間(日本滞在期間)に予約していた宿の取り扱いはどうなるのか?

    ・キャンセル料金を当該罹患者に請求するのか?

    ・地方で感染した場合、強制隔離するのか?

    など、現場で大揉めしそうな案件が目白押しです。

     

    観光庁が実証実験の名の元に一部団体ツアーを入国されていますが、旅行する本人たちの

    扱いとともに、周辺環境への対応指針を決めてもらわないと、怖くてインバウンド客など

    予約させることができません。

    2022年05月30日

    予測の難しい現況の航空需要

    FDAで「どこでも日帰りプラン」というツアーが販売されています。

    緊急事態宣言やまん防の発出が終了したとはいえ、県民割&ブロック割が開始されていても、

    広域での旅は制限をかけられている状態です。

     

    そんな中、空気飛ばすくらいなら、安くとも人の移動をさせよう、という試みでしょうが

    いつも発表されるのが直前で残念ながらこういった日帰りツアーで出張に出たことはありません。

    直前だと、旅する人が制限されてしまいますので、現況の航空需要の予測の難しさがわかります。

     

    1日もはやく全国的なGoToトラベル的なものの発表が待たれます。

    2022年05月28日

    現況下における「インバウンド需要」取り込みの注意点

    6月10日より外国人観光客受け入れ緩和がスタートします。
    全国版GoToトラベルを実施する前にインバウンド客受けいれ、というハチャ
    メチャな政府施策ですが、円安の今こそインバウンド需要を取り込まなければ
    なりません。

     

    これを見越し、外資系OTAなども人材を再雇用しているのか、動きが活発に
    なってきました。国内OTAも今度こそ外資系OTAに負けない為、施設側に必死の
    部屋だし・プラン出し依頼をしています。

     

    コロナ禍前に積極的にインバウンドを受け入れた地域にある宿などは、現段階
    から積極的なインバウンド展開もありですが、そうでな宿は一旦立ち止まって
    考える必要があります。

     

    つまり、政府の施策が不明瞭の中、
    ・中途半端に海外に売られても、日本の鎖国状態如何で入国できない可能性もあり、
    その場合、無駄に部屋を抑えることになる。
    ・インバウンド客が戻ってきたら日本のお客様が嫌がる可能性が高く、元々
    日本人比率の高い宿にとってはリスクの方が大きい。
    ということも考えていく必要があります。

    そういったことを冷静に判断する為、弊社クライアント先様で、インバウンド
    需要が無かった施設様については、しばらく様子見をしていただいております。

    2022年05月27日

    リアルな 「旅」にこそ思い出はついてくる

    群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では学生団体の全館貸切でした。

    チェックインして、すぐにキャンプファイヤーをされるとのことで、まだ陽の

    明るいのに???と思っていたのですが、夕刻から雨の可能性があるということで

    中止になるくらいなら、明るいうちに、ということらしいです。

     

    コロナ禍でやっと旅行ができ、マスクをつけているとはいえ明るいうちの

    キャンプファイヤーはある意味、一生の思い出です。

    こんなことは薄っぺらいバーチャルツアーなどではできないことで、やはりリアルな

    「旅」にこそ思い出はついてくるものだと実感しました。

    2022年05月26日

    初夏の群馬

    群馬に出張でした。

     

    いつも東京駅のスターバックスで上越新幹線の列車待ちをしているのですが、

    久々に満席近く埋まっていました。

    消費者としては混雑しているよりも空いている方がよいのですが、経済再開の

    視点でみるとよいことです。

     

    訪問先の旅館様では夕刻から続々お客様がチェックインされていました。

    90%以上のお客様がマイカーで、尾瀬などに行かれるお客様も多いとか。

    この流れ、止めることなく政府には加速させる施策を「検討」ではなく、「実行」

    願いたいこの頃です。

    2022年05月25日

    訪日旅行、再開へ実証事業 コロナ前の回復は険しく

    訪日旅行、再開へ実証事業 コロナ前の回復は険しく

    というニュースが流れています。

     

    報道によると、

    国内旅行会社6社は6月上旬までに15ツアーを実施、12県が計約50人を受け入れる。

    参加人数は1ツアーあたり4人以下で、添乗員が同行して参加者の行動を管理する。日本旅行は県内移動に原則自動車を使い、新幹線でもマスクの着用を徹底するよう参加者に伝える。参加者は毎日検温するほか添乗員も抗原検査キットを持参、感染が疑われる場合は近隣の医療機関を手配する。

    ・・・て、誰がこんなことする国に来たいのか???と思うほどのおバカぶり。。。

     

    まともに開国するのはまだまだ先とウンザリしてしまうニュースでした。

    2022年05月24日

    おバカなルール

    新潟に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では多くのお客様でにぎわっておりました。

    県民&ブロック割が展開されているので近隣のお客様宿泊が多いですが

    割引なしでも遠くからいらっしゃるお客様も多数おられます。

     

    本来であれば、こういったお客様にも割引を同等に適用してあげたいのですが、

    国の意味不明なルールでそれもまかり通りません。

     

    ちなみに、新潟県内の旅館様で現在割引適用される県は

    新潟県・山形県・福島県・群馬県・長野県・富山県・石川県・福井県・静岡県・愛知県、岐阜県、三重県

    であり、静岡・三重なのどは中央アルプスを越えていかなければなりません。

     

    こんな冗談のような馬鹿げたルール、さっさとなくして全国単位にしてもらいものです。

    2022年05月23日

    県民割で毎週旅するお客様

    新潟に出張中です。

     

    伊丹空港も混雑し。伊丹→新潟便も満席とはいかないものの、かつての

    ガラガラ具合から考えると多くのお客様が搭乗されていました。

     

    訪問先の旅館様でもチェックアウト時間に伺ったので、前日からのご宿泊の

    お客様が多くいらっしゃいました。

    シニアのお客様などは日程あけば県民割で県内旅行、というお客様も多く

    一定の効果が見込まれます。

     

    ただ、ブロック割で該当県ではないのに「ニュースで見たから割引して」というお電話

    も多いそうで、宿側も理解できない区分はやはりお客様にもわかりにくい、というのが

    結論のようです。

     

    インバウンドで国を開く、という話をしている中、県を越えての旅行を制限する意味が

    わかりませんが、参院選が終わるまではこんな感じが続いてくのでしょう。

    2022年05月22日

    気候変動と衣替え

    神戸も気温が25℃まで上がり、夏らしい気候になってきました。

    衣替えの時期は6月~ですが、こう気候が変動している中、旧来通りの

    方法だと熱中症などの危険性が高くなるように思えます。

     

    この時期の公共交通機関も冷房が入っているものもあれば、そうでないものも

    あり、移動中の外気温も一定でないので服装選びに難儀します。

     

    旅館様などで集中管理の冷暖房システムを入れておられるところは、お客様により

    寒い・暑いがあるのでこの時期は特に大変だと思われます。

     

    気候が大きく変動していくなか、昔ながらの風習も変えていかなければなりません。

    2022年05月21日

    屋外マスク不要との報道が出たけれども・・・

    屋外で距離2メートルならマスク不要に

    ます

    というニュースが流れました。

    先ほど、自宅のあるポートアイランドをノーマスクでウォーキングしてきましたが、

    未だマスクを外して歩いておられる方は私を含め少数でした。

     

    日本人の同調圧力の強さに改めて「すごいな~」と思うと共に、着用解除の流れが

    加速するとそちらに「同調圧力」がかかるので一気に馬鹿げたマスク習慣が無くなる

    かもしれません。

     

    そもそも、こんなことすら政府の発表を待たないと変えることができない状態は

    馬鹿げていますし、後世の「ネタ」として笑われること間違いなしですが・・・。

     

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