• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年06月25日

    制度設計者は現場業務を体験してから設計せよ

    先週の金曜に、具体的なスキームが不明の中「県民割・ブロック割」の延長
    が決まり、今週動きの速い県から具体策が決まり、その情報を元に宿泊プラン
    の変更、ブログ更新、SNS発信など多忙な毎日を送られていることかと思われます。

     

    今後、さらに「全国旅行支援」が始めるとのことで、お客様を迎える前に大きな
    混乱が生じることでしょう。

     

    制度設計者は一度、宿の電話をとって実際のお客様対応を体感してから、制度
    設計してもらいたいものです。

     

    「全国旅行支援」がどのようなスキームになるかは必殺「検討中」ですが、
    先に旅行に行こうとご予約のお客様が馬鹿を見るような話にならないよう
    願っております。

     

    私も7月上旬に関東圏のあるビジネスホテルに宿泊する予定ですが、「7月上旬
    から全国旅行支援が始まる」と発表されて、自分が泊まる時期に制度が適用され
    ていなければ、ビジネスホテル宿泊でもなんだか損した気分になります。

     

    そういった消費者心理を無視して、検討して結果お客様も受け入れる側も疲れ
    倍増・・・では、何やってるんだか・・・という感じに終わってしまいます。