• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年07月16日

    「ずっと行きたかった旅は、近くJTBにありました」???

    今日の日経新聞朝刊にJTBが全面広告を出していました。

    広告によると「ずっと行きたかった旅は、近くJTBにありました」とのことですが、

    まずロイヤルロード銀座は東京にしかありません。

    さらにオンライン相談や電話案内を掲載していますが、実店舗に行かずそちらを

    使ってください、ということでしょうか?

     

    そういった意味では「近く」なのかもしれませんが・・・。

     

    コロナ禍においてJTB問わずリアルエージェントと称される人たちは旅を売らずに

    ワクチン事務センターや各種県民割などの事務局を受注して生き永らえてきました。

    本業軽視の姿勢からますます宿が提供している在庫を売ることができず、本格的に

    契約を見直される動きになっています。

     

    せっかくこの広告を見てJTBに問い合わせしても「売る宿がありません」という

    話になりかねません。

     

    「ずっと行きたかった旅は、旅行会社では提供できないので各人ネット検索してください」

    という内容が正当ですが、そんな広告誰も打たないので、成立しませんが、なんとも

    時代錯誤な取組しているな~と朝から倒れそうになりました。