• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年01月20日

    公共交通機関の矜持

    新潟空港強風の影響で夕刻のJAL便ははやくも欠航を決めていましたが、

    ANA便はなんとか飛ぶとのことで、神戸に戻ってこれました。

    新潟の現地の方とも「報道などで事前に注意喚起されると大概大したことはなく、

    本当に危ないのは何の前触れもなく一気に天候が悪化すること」と話していました。

     

    そうなると何のための予報か?ということになりますが、以前とくらべ予報を外した

    時に叩かれもせず、この予報をベースにJRなどはガンガン運転中止にするなど世の中が

    変わってきているのでしょう。

     

    確か会津を走るある鉄道会社はどんな大雪時も鉄道を走らすことに誇りをもって

    仕事している、という話を聞いたことがありますが、そんな公共交通機関としての

    矜持をもって仕事をする交通会社が限りになく0になったということでしょう。

    新潟空港の真っ暗になったJALカウンターを横目にそんなことを考えていました。