• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年05月17日

    サプライズの強要「サプハラ」にご用心

    某地に出張でした。

     

    訪問先の旅館様で「サプライズを旅館に強要するな!」という話がでました。
    マタニティのお客様で生もの不可の料理を依頼されたのですが、その時の
    要望として「ご家族にサプライズで妊娠したことを伝えるので秘密にしてください」と。

     

    ただ、宿側としては配膳の関係上、一人料理が異なりますので、どうしても
    夕食時には妊婦さんが「どこ」に座るのかを聞かなければなりません。

     

    その一連のながれでお客様より「秘密にしてほしかった」と言われても、宿としては
    「夕食前にサプライズは完了しておいてください」というしかありません。

     

    これ以外にもケーキをいつ持ってくるなど指示しておいて、当日そのことを忘れ
    お客様係が部屋の前でケーキもって待機・・・ということもあり難儀されているそうです。

     

    会議で「宿として、ここまではできます」ということを明確にして無理な要望はお断りしよう
    という話になりました。

     

    サプライズの強要というサプハラという言葉も作ってもらいたい・・・と実感した次第です。