Author:大坪敬史
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伊豆に出張でした。
今年は気温上昇が例年よりはやいせいか、5月中旬にも関わらず
緑の量や質が例年よりも濃い感じがしました。
蛍の出もはやそうで、早速蛍プランでのご予約が多くありました。
訪問先の旅館様では、ちょうど前日に旅館組合の会合があった
そうで興味深い話をたくさん聞くことができました。
地元議員さんも参加され、積極的にマスクを外す動きをされていたとか。
組合の集まりでもマスクしている人はおらず、観光業として外していこう、という
ことが需要喚起に繋がることを皆さん理解されているようで心強かったです。
かくいう私も3月13日以降、会議時でマスク着用を求められる場所以外
ノーマスクで出張し続けていますが、最近やっと同志が増えてきた感があります。
信念をもって、ノーマスク活動を続けていくのと旅館業経営者層の皆さんに同志
が多いことを心強く感じました。
上諏訪に出張でした。
神戸空港→松本空港経由の空路で訪問したのですが、陸路だと
昨日からの大雨の影響で「しなの」が運休になっており到着できない
メにあっていました。
ただ、松本空港近辺も上諏訪近辺も地面は乾いており、局所的な
雨だったことがうかがえます。(気温は10℃以下で冬に逆戻り
でしたが)。年に何度か、大雨などで帰れなくなる
のですが、空路ができたおかげでそのリスクもへり安堵しております。
訪問先の旅館様では休館日ということもあり、心のバリアフリー取得の為の
研修を外部講師をよんで開催されておられました。
夏に向け、館内修繕や研修など、それはそれで忙しい毎日が続かれること
でしょう。
GWも終わり、全国旅行支援も完売の地域が多い影響か本日以降
全国的に空室が目立ちます。
もちろん、インバウンド客であふれている地域は除くにしても
GWという宴が終わった後なので、しばらくは閑散時期が続くという
エリアも多いでしょう。
積極的に休館を取り入れている宿も増えてきましたが、市場減退期の
営業は見極めが難しくもあります。
これまでが忙しすぎた手前、この閑散時期を活用して館内メンテナンス
や他館への視察に行かれる方も多いかと思われます。
全国旅行支援終了後の国全体の施策は見えてきませんが、地方行政単位で
宿泊補助事業を展開される地域もありますので、そうった情報をわかりやすく
発信していくことと、次の一大商戦である夏休みに向け体制を強化していく
必要性があります。
弊社のクライアント先様のみならず、インスタなどで「なりすましアカウント」
が発生しています。
発見次第、運営に通報していますが雨後の筍のように次から次へと同様の
事案が出てきます。健全なSNS発展の為にも悪意をもった「なりすましアカウント」
はそもそも開設できないような仕組みが求められますが、アカウント開設の難度
を上げると、そもそもSNSが盛り上がらないというジレンマに陥り、運営側も
後手にまわらざるをえない状況です。
常々、宿名や企業名でエゴサーチするのと同時に、お客様から「通報されやすい」
ような関係を作っておくのも重要です。
いずれにせよ、SNSの闇の部分は早期に解決してほしい限りです。
神戸阪急新館にあるロフトに立ち寄りました。GWとあって多くの
人でにぎわっていました。上階にある無印良品も繁盛していたのですが
その他の階の店舗は「大丈夫?」というほど人がいなかったです。
特定の店に人が集まればシャワー効果でその他の店にも人が訪れる、
というのは昔の話で、今は自分で下調べして特定の店舗のみに行く、
という人が多いのでしょう。
小売業の世界も変化についていくのが大変、と思いつつ店を後にしました。
GWですが、他業種の方とWEB会議をしていました。
勢いがある企業の方はGW関係なしですね。観光業界に長く身を置くポジションに
いるので、こういった繁忙時期に旅行しようとは思いません。
それよりも、閑散期(閉鎖している店が少ない閑散期)にじっくりと観光地や
宿を巡る方が楽ですし、にわか繁盛してない店を見分けるにも効果的です。
このGWは日々の業務でできないことをまとめて実行しようと計画しており、
今のところ順調にタスクを消化していっている、という状態です。
熱海に出張でした。
いつもより1本早い電車で着いたので駅から歩いてクライアント先様
に伺ったのですが、春の陽気と太平洋のコラボが素敵でした。
こういう何気ない風景が以外と心に残るのだろう、と思いつつ
GW狭間ですが車の往来の激しい道経由で歩いていました。
訪問先の施設様では若干のトラブルがあったものの、おおむね好調な
成績で何よりです。特段施策を打っていなのに先の2ヶ月先の予約も
自然と埋まるようになり好循環が出来上がっていました。
これまでの努力が随所にみられ、嬉しい訪問でもありました。
新潟に出張でした。
GWの中日で平日ですが、道路も混むだろうといつもより1本はやい
リムジンバスに乗ったのですが、道は特に混んでいませんでした。
伊丹空港もちらほら旅行客をみますが、その分ビジネス客が少なかった
のでいつもより空いている位の様相でした。
伊丹⇒新潟便も空席が目立ち搭乗率は50%に満たない状況。
確かに大都会のホテルの単価は上がっているようですが、地方の宿は
特に盛り上がりの欠けるGWになっているようです。
あまり世間に躍らされず、地道にお客様と向き合う宿が強い時代と
なってきました。
訪問先のクライアント先様はその辺りをタイムリーに実践しただいている
ので高稼働ですが、周囲の宿はやみくもに単価をあげ自爆されているとの
こと。
何事もバランスが重要ですが、途中でそのバランスを変えることができない
ことは地方旅館にとって大きなマイナスです。