• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年06月08日

    「避難宿泊」再び

    インバウンドバブルの影響で都市部のビジネスホテルの値段も上がってきています。

    先日もある東京に本社のある企業様と打合せをしていた際、
    「東京に泊まるより、高崎(群馬)に泊まって新幹線往復移動した方が結果的に
    安い・・・」と嘆いておられました。

     

    もちろん、市場が活性化して外貨を獲得することはよいことですが、単純な宿泊に
    以前1万円以下で泊まっていたホテルが3万円近くまで値段があがっていると、
    「他探すか」という動きにならざるをえません。

     

    私も東京近辺で宿泊せざるをえない時は新横浜などに避難宿泊していますが、
    その避難先もどんどんなくなっていくことでしょう。

    こういったことをするのはコロナ禍後、初ですので本格的に市場が戻ってきて嬉しく
    思いますが、消費者として過度な料金波動はいかがなものかと実感してしまいます。