• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年03月05日

    「閑散期」がなくなると

    熱海に出張でした。

     

    3月にリリースされる各種補助金の投資計画なども協議していただきました。

    業績が好調だと、内部の改善やさらなる利益向上に向けた施策、中長期の計画

    などが立てやすくなります。熱海&箱根の両施設とも「閑散期」がなくなって

    きていますので、修繕計画なども事前に練りこまないと相当以前に客室が

    埋まってしまいますので、その点だけが心配です。

     

    好調を維持していただく為、他館の事例を交えマーケティング策も仕込んで

    いただき、お客様の評価を上げつつ単価も上げていくという両軸を追求いただき

    たく考えております。

     

    コロナ禍、1万円以下で宿泊できた東京のビジネスホテルが今や3万円に迫る

    勢い。外部需要(インバウンド需要)だけで、予約が入るからといってAIのいうが

    ままに値上げして問題ない地域もあるでしょうが、「地に足についた経営」では

    ありません。

    「お客様」のことを考えた上での施策に勝るものはなし、と改めて実感しました。