• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年05月22日

    自然とリピーター様増加中

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様で「最近やたらとリピーター様多いんです」という話に。

    私を含め、業界関係者の方々は同じ旅館に泊まりにいくことはほとんどなく、

    いろいろな宿を見てみたいということでリピーターになり辛い属性を持っています。

    会議の面々で「なぜ同じ宿に何度も行くのか?」という協議をしていましたが、

    こちらの旅館様のお客様属性も相まって、最後は皆で納得した次第です。

     

    特段、会員様向けの特典などを作っていなくとも、自然とリピーター様が

    多く存在するということは普段のおもてなしがお客様にウケている証左でも

    あります。夏にリニューアル予定の新規の露天風呂付客室にもリピーター様

    から「私を一番先に泊まらせて」というお声もあるそうで、こういった声が

    自然と聞かれる宿は強い!と実感しました。

    2024年05月21日

    神戸で熊?

    神戸市でも熊目撃情報がニュースになっており驚きました。

    北海道などで何度か野生の熊を目撃したことはありますが、それ以外の地域で

    屋外で見たことがなく、自分の住んでいいる市で目撃情報があるとは・・・。

     

    こういったニュースが流れると、お決まりのように人間の環境破壊の影響で・・・

    などとコメンテーターがしゃべっていますが、人間の自然への働きかけが少なく

    なった影響で、というのが正しいのでは?と個人的に思ってしまいます。

    かつては雑木林などを含め、薪などを手に入れる為に手入れいていたことを

    せず、放置していたがため野生生物が跋扈しているのでは?とも。

     

    いずれにせよ、森や林に隣接している宿などで熊スプレーなどが常備される

    時代がくるのか?と若干の恐怖感を覚えてしまうニュースでした。

    2024年05月20日

    オーバーツーリズムとは無縁の元町商店街

    神戸で打合せでした。打合せの狭間の時間に久々に元町商店街を

    歩いていたのですが、適度にインバウンド客がいつつも、未だ日本人

    が多くいました。

     

    やたらと八百屋が増えていたのが???ですが、新旧入り混じった店舗

    は三宮センター街よりも好きな雰囲気です。

    南京町とも平行に走っている商店街なので、観光客もチラホラみかけ

    ましたがオーバーツーリズムとは無縁の空気が醸し出されていました。

     

    神戸市民としては騒がしくないのは好ましい話ですが、インバウンド潮流から

    乗り遅れいる感もあり、なんだか残念な気分になった次第です。

     

    2024年05月19日

    ANAのトクたびマイル

    ANAからたまに「トクたびマイル」の案内が送られてきます。

    直前の期間で、通常よりも少ないマイルでどこかに行けますよ、的な内容ですが

    仕事している人が使うのは難しい仕組みでしょう。

     

    マイル少なく旅行できるから会社休み、というのはよっぽどの会社ではないと

    できません。ですので、主にシニアを狙った施策なのでしょうが、そもそも

    こういった仕組みをどれだけのシニアが理解し、使いこなせるか不明瞭です。

     

    直前だけではなく、需要予測の元に特定期間の特典路線をマイル少なく航空券に

    変える方が需要喚起になるでしょうが、そうなると通常マイルで航空券に変える人も

    多いでしょうからジレンマが発生します。

     

    今後もこういった取り組みが続いていくのか注視していきたく考えております。

     

     

    2024年05月18日

    トホホなマイナカード

    パスポートの更新期限(10年)が近づいてきたのでマイナカードで申請してみま
    した。

     

    マイナアプリからの操作でしたが、突っ込みどころ満載の使い辛いシステム。

    一番笑ったのが、「自署」を紙に書いて画像で撮影する箇所でした。

     

    宿泊施設などでも画面に直接署名するシステムがあるのに、国のシステムがそれ
    でいいのか!?と。

     

    まだまだ日本はIT後進国と身をもって実感した次第です。

    2024年05月17日

    地元企業から「料理が良い」と評価されるには

    新潟から神戸に戻ってきました。

     

    昨日、宿泊させていただいた旅館様では地元企業が集まっての大宴会が開催

    されていました。何でも料理が良いと評判で何度もご利用されているとか。

    こういった「地元企業御用達」という旅館は多くありますが、自分達から

    「地元企業の宴会に評判がよい」とは言えないので、知る人ぞ知る、という

    話になってしまいます。

     

    ただ、こういった地元企業の人たちは色々な旅館で宴会を開き、料理が悪ければ

    リピートしないでしょうから、そういったことからも評価が高いということが

    よくわかります。

     

    チョキチョキ料理が増えている中、しっかりと地元素材を活かした真面目な料理を

    続けていると、こういったところでも評価されるものなのだな~と思いつつ、話を

    伺っていました。

    2024年05月16日

    インバウンド客からも目的来館性がある宿に

    新潟に出張中です。

     

    日中は真夏のような気温でしたが、夕刻から一気に風が強くなり

    気温が急激に下がりました。この時期ならではの天候ですが、冷暖房を

    集中管理されている施設にとっては嫌な季節です。

     

    訪問先の旅館様では、来年の春にインバウンド客からの予約があった、との

    話を伺いました。また直近では新潟で有名な製造メーカー様のVIP客宿泊

    (こちらもインバウンド)があるとのことで、すそ野が広がればインバウンド

    後進県の新潟でも需要があるのだな~と。

     

    インバウンド客からも目的来館性のある宿として認識されていることは

    嬉しいことであり、県や市の施策に期待できないので独自路線を走ることが

    重要と再認識しました。

    2024年05月15日

    宿泊税の取り扱い

    WEB会議DAYでした。

     

    宿泊税の話になり、概要と宿側がどのように考えているのかをお伝えすると

    色々と歴史があるのですね、と。

    ・お客様から徴収するのか

    ・商品に内包してしまうのか

    とご質問をいただいた企業でも賛否があるようで、なかなか難しい問題です。

     

    地域によって制度も徴収額も異なるので、一律にというのは難しいことながら

    実際のお客様心理を鑑みてからの決定となりますが、こういった話が他企業様でも

    検討案件にあがるケースが増えてくるだろう、と実感したミーティングでした。

    2024年05月14日

    企画を打ち続けることの重要性

    千葉に出張でした。

     

    珍しく復路のアクアラインの渋滞もなくスムーズに移動できました。

    いつもと同じ平日、同じ時間帯で渋滞とそうでない日があるのは不思議な

    話です。

     

    訪問先の旅館様では、特定層に対する企画を展開したら想定外のお客様の

    需要が多い、という話に。ただ、旅館側が企画をしないとそういったお客様の

    発見にもつながらなかったでしょうから、嬉しい誤算でもありました。

     

    「企画を打ち続けることの重要性」について再認識した次第です。

    2024年05月13日

    雨の京都にて

    京都に出張でした。

     

    あいにくの雨でしたが、適度に人が散らされ新緑の京都を見ることが

    できました。今日はそこまでオーバーツーリズムでなかったので、

    インバウンド客の皆さんも余裕をもって撮影などされておられました。

     

    桜のハイシーズンを外した方が京都を楽しめる、ということは間違いあり

    ませんが、日本に始めてくる人はソコを狙ってやってこられます。

    日本のみならず、世界の観光地でもハイシーズンよりもミドルシーズンや

    閑散期の方が楽しめる、という潮流が生まれればオーバーツーリズムも

    少しは緩和されるだろう、と感じながら移動しておりました。

     

     

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