• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年09月10日

    残暑厳しい新潟より

    新潟に出張でした。

     

    朝イチの伊丹空港→新潟空港便でしたが、以前はほとんど見られなかった添乗員

    付きシニアツアー客が搭乗していました。こういった様子を見ると、佐渡金山世界遺産

    登録の効果があるのかな?とも思いましたが、現地(本土側)ではほとんど盛り上がりが

    見られないとか。

     

    昨日の千葉も暑かったですが、新潟も未だ35℃越えでレンタカー車内は灼熱でした。

    今日のクライアント先様でも第一声が「兵庫県知事ヤバイですね」と。

    例の号泣議員も兵庫県ですよ、とタレント豊富な我が県のイタイ人たち・・・。

    まだまだニュースに上がる行動をされるようで、兵庫に対するマイナスインパクトは

    絶大なようです。

    2024年09月09日

    時流に合わせた働き方をしている人たちをどう取り込むか?

    千葉に出張でした。

     

    現地はまだまだ夏真っ盛りの気候でした。

    南海トラフ臨時情報、台風9号・10号の影響を心配しましたが、想定以下の

    ダメージで安心しました。

    9月以降の予約も入ってきており、一安心ですが周りの宿はメタメタのようです。

    客層特化宿は非常時にこそ強い、と再実感した次第です。

     

    雇用の面でも、この夏期間限定スタッフがうまくハマリ、次の繁忙時期の対策も

    バッチリとのこと。時流に合わせた働き方をしている人たちをどううまく取り込むかも

    人口減少著しい地方宿の宿命の一つです。

     

    2024年09月08日

    和歌山・白浜の3海水浴場、9月末まで延長 南海トラフ臨時情報で6日間閉鎖

    和歌山・白浜の3海水浴場、9月末まで延長 南海トラフ臨時情報で6日間閉鎖

     

    というニュースが流れていました。

    一体あの騒動は何だったのか???と今でも不可思議な話ですが、沿岸部の

    観光施設は強烈なダメージを受けたので需要回復に各方面全力で取り組まれて

    いるのでしょう。

     

    9月に入っても連日の猛暑日ですので、海水浴が沖縄のように8月以外でも

    全く問題ない気候になっています。

    こういったニュースこそもっと報道され、強制的な需要減に泣かされた地域に

    貢献すべきと感じました。

     

     

    2024年09月07日

    一応、兵庫県民ですので・・・

    最近、各地のクライアント様から訪問する度に「兵庫県知事大丈夫ですか?」

    と聞かれます。

     

    「現在の兵庫県知事が知事選挙の際、某旅館組合に挨拶で会合に来た時、人の話

    聞かずに机の下で筋トレしてたそうです・・・という話ぐらいしか聞いたことが

    ありません」とお伝えすると皆さん苦笑されていました。

     

    一時期の静岡県知事以上の悪名を全国に振りまいているので、兵庫県民としては

    大変残念な気分になります。

     

    同様に「大阪万博大丈夫ですか?」と聞かれることも多く、関西の近未来が危ぶまれます。

     

    こちらのご質問に対しては「万博はどうかわかりませんが、関西国際空港の海外

    航空会社就航数は増えているので地方にも恩恵が波及するかと思います」とお伝

    えしています。

     

    政治がどうあれ、民間はできることを地道に行うのみですね。

    2024年09月06日

    資本の論理と地域ブランディング

    飛騨高山に出張でした。

     

    1ヶ月ぶりの訪問でしたが、駅前にケバケバしいドラックストア(免税を謳う)

    が出来ており絶句しました。地元の方に伺うと、様々な事情で出店してしまった

    店舗のようです。

     

    飛騨高山はご存じの通り、相当なインバウンド客がお越しになっています。

    そのインバウンド客目当ての店ですが、これもある意味オーバーツーリズム

    なのか?と。

     

    つまり、一定のインバウンド客を目的に地元以外の資本が入り、地域ブランドや

    ツーリストが求めるイメージを阻害するような店づくりを行い、結果的に地域の

    ブランド力を削いでしまう・・・という寒い話に。

     

    長年地域を愛する人たちが築いてきた資産に、地域外の資本が「儲かるから」と

    いって参入してきて、地域のブランド力を下げるという日本全国どこにでも

    起こりうることが起こってしまった・・・とも言えます。

     

    資本の論理を否定はしませんが、安易な考えでの参入は地域にとってもマイナスで

    あり進出してきた資本にとっても良い成果を得られることはないでしょう。

    2024年09月05日

    都会一等地にある喫茶店の閉店事情

    先日、ある東京の企業を訪問する際に時間調整で毎月使っていた

    喫茶店が閉店になっていました。

    立地もよく、チェーン店なので「この立地で撤退って・・・」と

    思っていましたが、地元の三宮駅でも別のチェーン店が閉店して

    いました。

     

    一等地に出店している喫茶店は地代も高いですが、安定的な集客が

    見込まれるので長年営業していた店が閉まる、というのは利益ベース

    の話ではなく、人件費高騰や人材確保不足などのリソース不足が想定

    されます。

     

    最低賃金UP、原材料費高騰、地代家賃の上昇なども考えられますが

    今後もこういった動きが増えると思われます。

    街を歩く中、人が立ち寄れる場所が減るとその街の魅力も減り、

    地代家賃を稼げる保険代理店などが乱立して・・・という寒い景観が

    増えていなかないことを願っております。

     

    2024年09月04日

    初秋の上諏訪

    上諏訪に出張でした。

    松本空港に降り立つと肌寒いような気候でした。

    残暑厳しいと言っていたのは何だったのか・・・。

     

    上諏訪では台風の直撃などはありませんでしたが、やはり8月最終週の

    キャンセルは多かったそうです。

    ただ、予約減少を引きづることなく、秋の予約緒好調で何よりでした。

    9月も台風発生情報がありますが、来るにしても平日にしてくれ・・・と。

     

    広範囲の注意喚起は全く影響がないエリアにもマイナスです。

    当らない予報を発出するのは当局の責任逃れには良いですが、実体経済で

    生きる企業にはたまったものではありません。

     

    2024年09月03日

    過剰報道の結果・・・

    熱海に出張でした。

     

    南海トラフ臨時情報、台風9号、10号接近に伴う過剰報道の影響で

    さすがに8月の稼働率は大幅ダウンしていました。ただ単価UP施策が

    功を奏し、売上は対前年同月時微減で済むことになり何よりでした。

    9月以降の予約の動きもよく、一過性のマイナス要因となり一安心。

     

    ただ、日ごろのマーケティングの成果による部分が大きいで地域全体としては

    余談を許さない状況でしょう。

    確かに一部の地域では台風の被害がありましたが、より広域で行動制限する

    ことはどうなのか?と今日訪問の施設様でも他の施設様と同様の話がでました。

    今月訪問する全てのクライアント様に状況を確認し、次の対策を仕込みたく

    考えております。

    2024年09月02日

    「公共」交通機関とは?

    伊豆に出張でした。

     

    週前から東海道新幹線が断続的にSTOPしていたせいか、月曜の朝イチでしたが

    いつもより乗客が少なかったように思えます。

    いつとまるかどうかわからない交通機関を好んで使う人はいないので、今回の

    ようなことが「標準」とならないように願っています。

     

    訪問先の旅館様では「前はこんな予測で簡単に新幹線止めてましたかね?」と。

    伊豆を流れる川も濁流ではなく、水量がいつもより多い位で晴天でした。

     

    民間が努力して集客活動に努めても「公共」交通機関が止まるとどうしようも

    ありません。株式会社化したからこそ、こういった社会的責任を全うする動きを

    見せてもらいたいものです。

     

    2024年09月01日

    JR各社は「運行情報」サイトの統一を

    台風10号の影響で鉄道網がグチャグチャです。

    各社全力の復旧に向け動いているでしょうが、JR西日本、JR東海、JR東日本の

    「運行情報」が各社それぞの仕様になっており非常にわかりにくい内容です。

     

    さらに、山陽新幹線と東海道新幹線も仕様が違うので私のように新神戸から東に

    向かおうとすると、それぞれのサイトを見ないといけないことになります。

     

    明日よりまた神戸から東に出張となりますが、移動する「場所」によって見るサイト

    が異なるというのは非常に難解です。

    北海道や、四国、九州はそれぞれ独立した「運行情報」でも問題ないかもしれませんが、

    せめて新幹線網は統一、そして本州に立地する3社はこれを機に何とかしてもらいたい

    ものです・・・。

     

    JRを使うユーザーからしたら、目的地に着くまで鉄道を使うという認識なので

    「分社化してますから」と言われても「知るか!」の一言だと。。。

     

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