• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年10月08日

    新潟駅前のビジネスホテルで感じたオーバーツーリズム

    昨晩は夜遅くに新潟駅に着いたので、新潟駅近辺のビジネスホテルに宿泊

    していました。

    大浴場付のビジネスホテルで、大浴場ではそれほどインバウンド客を感じることが

    なく新潟はまだ平和だな~と思っていたのですが、朝食時に洗礼を受けました。

     

    某国の団体が泊まっていたらしく

    ・大声で会話

    ・水筒持参でコーヒーやお湯をパクる

    ・食べ方が汚い

    ・足組んで椅子からはみ出して邪魔

    と朝食評価が高いビジネスホテルで、新潟の旅館さんからも「良いから体験してみて」

    と言われていたのですが、その良さを感じることなく評価は最悪でした。

    いくら商品内容がよくとも客層のコントロールができてなければ台無し・・・と身をもって

    感じた次第です。

     

    コストがかかったとしても別会場を設営する、そうでなければツアー客のいる時間帯を

    告知する、ツアー客は席を固めるという対策をしないと日本人客の評価が激下がりになる

    ことは間違いありません。

    ヒドイメに遭いましたが、実体験を通じて様々な対処法が考えられます。

     

    ロビーに英語と中国語で「タクシー手配はできません」という張り紙があり、やはり

    ビジネスホテルもご苦労されているのだなと実感しましたが、さらに踏み込んだ対策が

    必要と実感した次第です。