• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年12月27日

    日本人の海外旅行客が減ると・・・

    ベトナムのダナンに来てからホテルでも街中でもあまり日本人をみかけません。

    街なの看板はハングル語で誘客するような文言が多く、日本語で書かれている

    看板は稀です。

     

    ダナンと韓国の直行便が多く、日本への直行便が少ない(チャーター便以外はなし)

    ことも影響しているでしょうが、訪れる観光地側としてはより多くの観光客の国籍に

    サービスを強化するのは当たり前の話です。

     

    ホテルの朝食バイキングにも韓国食コーナーはありますが、かつてあったような味噌汁と

    漬物という日本食コーナーはありません。

     

    こんな例をとっても日本人が旅行に行かなくなり、現地から「日本」へのフォーカスが

    少なくなってきています。異国情緒は楽しめますが背景を考えると何だかな~という気分

    にさせられました。

    2024年12月26日

    ホイアン

    ホイアンに行ってきました。

     

    観光チケットを支払って入る歴史的建造物の中には土産物などもあり、肩透かしをくらった

    気分になりましたが、街並みが情緒あり楽しめました。

    非常に広い土地に黄色く彩られた店舗やレストランが並び、日本の重伝建エリアよりも

    はるかに広大に感じます。

     

    市場もカオスな雰囲気でダナンの街よりも集約された感じで好感が持てました。

    次ダナンエリアに来ることがあればホイアン地区のホテルにも泊まってみようと思いつつ

    街を散策していました。

    2024年12月25日

    ダナン・チャム彫刻博物館にて

    ベトナムのダナンにあるダナン・チャム彫刻博物館に行きました。

     

    博物館内にあまり人はおらず、歴史的遺物が↓のような感じで展示されていました。

    ※ヒンドゥー教のヴィシュヌ神かと思われます。

     

    「触らないでください」と書かれていましたが、監視する人もおらず(いても各階1人くらいで、スマホに

    夢中)と日本の博物館とは大違いです。

     

    仏像をガラスケースにもいれず、警備員(監視員)も置かない博物館は日本にないと思いますので、

    お国柄といいますか、歴史的建造物に対する意識の違いでしょうか?

     

    ただ、こういったカタチの展示の方が遺物に触れるという意味では良い面もあります。

    あまり管理が行き届きすぎるのもどうなのか?と思うのと同時に、このようなスタイルを続け

    られるような治安や社会情勢であることを願っております。

     

     

     

    2024年12月24日

    グローバルスタンダードのサウナの温度

    ベトナムのホテルでサウナがあるということだったので試しに入ってみました。

    確かにスチームサウナとロウリュウ可能なドライサウナがありましたが、どちらも

    温度が低く、いくら入っていても体温があがりません。

     

    諦めて付属のジャグジーに入ると水風呂ジャグジーだったようで・・・。

     

    欧米系ツーリストが多いホテルだったので、この温度がグローバルスタンダードなのか?

    と思いつつ、サウナを後にしましたが、案外日本のサウナの気温が高すぎるのかもしれ

    ません。

     

    現地で体験してみてると日本の立ち位置が改めてわかります。

    (しかし、お湯をジャグジーにして堂々とONSENと謳っている事案もあり、ONSEN

    というワードの定義を世界で広めていかないと訳わからない世界が広がります・・・)

    2024年12月23日

    日本がライドシェアを解禁しない訳

    ベトナムで、Grabというライドシェアサービスを利用しました。

     

    メチャクチャ便利なサービス!、と使ってみて実感しました。

    配車する時もメッセや電話などは必要なく、アプリで手配でき、目的地も

    予想時間も、料金も事前に確定という今更ですが素晴らしいサービスです。

     

    到着後、アプリを操作し、登録したクレジットカードで決済され

    すぐに以下のような確認メールも送られてきます。

     

     

    運転手さんも親切で英語は話せませんでしたが、わざわざ翻訳アプリでベトナム語から

    日本語に訳してのコミュニケーションをとろうとしており、昨日乗ったタクシーよりも

    圧倒的に客を楽しませようとしています。

     

    降車時にドライバーの評価をつけるシステムも起因しているでしょうが、一度このサービスを

    体験してしまえば流しのタクシーの利用はしないでしょう。

     

    日本でもライドシェア解禁と言われながら、様々な抵抗勢力に規制されていますが、

    このサービスが日本で広がれば既存のタクシーが駆逐されるでしょうから、そりゃやっきに

    なって反対するよな・・・と。

     

    未だに現金のみや特定の電子決済をさも当たり前のように「使えない」というタクシー駆逐

    の為にも、早期のライドシェア解禁が望まれます。

    ライドシェア解禁はドライバーにも乗客にも良いこと尽くしですが、唯一既存のタクシーのみ

    が競争に負けるという結果は世界を見ても明らかです。

    2024年12月22日

    ベトナム国際空港にて

    人生で二度目のベトナムに来ています。

    ベトナムにもオーバーツーリズムの波が押し寄せているせいか、入稿審査に

    大行列が出来ており、予定していた乗継便に搭乗できず、次の便に振り替えに

    なりました。

     

    タイなどでは、日本から国際空港経由の乗り継ぎでは最終目的地まで預けた荷物を

    とる必要はありませんが、ベトナムの場合、国際線乗り継ぎ空港でも荷物の受け取りと

    さらに国内線カウンターでの預け入れが必要なので、混雑していると列が進みません。

     

    空港スタッフはホスピタリティ溢れる対応ですが、入国審査している人たち(軍属の

    制服を着ていた人たち)は不愛想で作業も遅く、大きなネックとなっています。

    入国時に酷い扱いをうけ、現地では別の対応を、ということで評価があがるのかも

    しれませんが、ベトナムが観光立国としてさらに発展していくには、マイナス面の

    改善も必要と実感しました。

    2024年12月21日

    海上移動ルート

    明日、利用してようと思っていた神戸海上アクセス(神戸空港から関西国際空港への船便)が

    悪天候の為、一部便で欠航が決まったとHPで告知がありました。

    危ない橋は渡れないので三宮からバス移動を考えていますが、悪天候だと仕方ありません。

     

    漁船などでも出航しないこともあり、青森などでは有名漁師さんの船が事故に遭うなど

    本職の方々でも海は厳しくもあります。

    沖縄などでも悪天候でフェリーが出航&入港できないという話もありましたが、

    自然相手のことですので、船を使う場合は前後に余裕を持って、という対応しかできません。

     

    全国でも急激な雪等でトラブルないよう願っております。

    2024年12月20日

    ベビーシッター付インバウンド客

    飛騨高山に出張でした。

     

    冬の雪期間になるので、欧米系よりアジア系のインバウンド客のお客様を多く

    みました。訪問先の旅館様でもアジア系が冬の時期、急激に増え忙しい毎日を

    送られており何よりでした。

     

    なんでも某国のお客様がベビーシッターを連れてのご旅行とかで、色々とリクエストを

    いただいたという話も。現場の皆さんからは「仕事で一緒に旅行に行けて良い国ですね」

    ともあり、全国民がそうではないでしょうが極端な富裕層も多いことが分かります。

    子連れで宿泊できて、和風で旅館というニーズは深堀すればお客様がまだまだいるな~

    と感じた出来事でした。

    2024年12月19日

    寒冷地暖房費に思う

    引き続き群馬に出張でした。

     

    朝起きたら外は-3℃と本格的な冬を感じます。こちらの地域では-10℃を越えると

    地元の人でも「寒いな~」と感じる地域らしく外気に応じた暖房力を施設に付加されて

    おられます。

    東北の方の宿で冬季は宿泊料金に燃油料をとっている宿を見たことがありますが、

    本来宿泊税などよりも寒冷地暖房費などをとるのが正解なのでしょう。

     

    こういった地域ではガソリン代や重油代の値段に敏感にならざるをえません。

    都会とは使う量の桁が違いますので・・・。

     

    山越えの雪景色を見ながらそんなことを考えておりました。

    2024年12月18日

    半露天風呂付客室に試泊してみて

    群馬に出張中です。

     

    雪は降っていませんでしたが、寒さはやはり神戸とは一味違います。

    訪問先の旅館様では休館明けでしたので、館が温まるまで時間がかかると

    おっしゃっていました。

     

    ちょうど半露天風呂付客室が完成されていたので、試泊させていただいておりますが

    泊っているとやはりいろいろな改善点が見えてきます。

    やはり現場で体験することは重要と感じると共に、寒冷地の露天風呂付客室はやはり

    温度や暖まる速度が大切と実感しております。

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