Author:大坪敬史
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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) (1999/01) 司馬 遼太郎 |
を読んでいます。移動中の読書なので、まだすべてを読み終えてはいませんが、
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
に記載されている
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『いや、概念をじゃな。たとえば軍艦というものはいちど遠洋航海に出て帰ってくると船底にかきがらがいっぱいくっついていて船あしがうんとおちる。
人間も同じで経験は必要じゃが、経験によってふえる智恵と同じ分量だけかきがらが頭につく。智恵だけ採ってかきがらを捨てるということは人間にとって大切なことじゃが、老人になればこれができぬ。』
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という一文に自分自身、ドキっとさせられました。
過去の成功事例にとらわれすぎて、新しい事象に取り組みきれていないのではないか、と反省。
“経験によってふえる智恵と同じ分量だけかきがらが頭につく”。
まず、この“かきがら”の存在を認識し、それを整理する考え方が必要ですね。
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