• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2006年12月21日

    インバウンドの可能性

    今日は、ある温泉旅館に泊まっています。
    夕食をいただいていたら2組のインバウンドお客様がいらっしゃいました。聞けば、ドイツから日本にやってきた医者家族、シンガポールからのツーリストだそうです。

    毎月30~40人の欧米系のお客様がいらっしゃるとのこと。
    英語でインバウンド向けHPを立ち上げておられる施設さまですが、日本語版のHPからも予約が入るとのこと。
    確かに、ある程度ネットを使える人であれば、グーグルの自動翻訳サービスを使えば、世界中どこの宿泊施設でも予約可能です。

    「インバウンド=安い海外団体客」、と短絡的に捉えるのではなく「全世界にはまだまだたくさんの優良顧客がいらっしゃる。そのお客様に対してアプローチをする」という発想が必要になります。

    日本の温泉文化、旅館文化は世界に誇るべきものともっと各宿泊施設もPRすべきと考えています。

    ちなみに、今日宿泊している旅館の女将は英語ペラペラ。娘さんは、オーストラリアに語学留学と、目は世界に向いておられます。