• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年04月08日

    地方公共交通を維持するために

    伊豆に出張でした。

     

    訪問先の旅館様の近くにある郵便局が閉鎖になった、というお話を伺いました。

    明治中期から存在していた郵便局だったとのことですが、

    ・地域人口の減少

    を理由に上場している企業としての資本の倫理からの結果かと思われます。

     

    こういった地方利便性の減退は過疎を益々過疎に追いやってしまいます。

    郵便局のみならず、地方公共交通機関は風前の灯であり、その解決策の一つの光が

    「観光客」であることは間違いありません。

    地方人口減少の中、「移動する」のは観光客であり、今後は地方の地元民の利便性を

    ある程度犠牲にしてでも観光客に利便のよいようなダイヤなどを構築していかないと

    路線そものもが維持できない状態になっていくでしょう。

     

    解決策の一つとして期待されていたライドシェアが骨抜き状態にされている中、

    地方の足が全くなくなる「地獄」に至るまで動きがないという話にならないよう「今」

    対策をしなければな~と思った次第です。