• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2006年12月29日

    宿泊施設でのクレジットカード利用

    今日、ある旅館をチェックアウトする時の話です。

    「当館では、じゃらんNETから予約のお客様についてはクレジットカードのご利用をご遠慮いただいております」と唐突に言われました。
    以前は確かにこういった類の話を聞きましたが最近はご無沙汰だったので正直驚きました。

    ネットエージェントからの送客については手数料がかかる、、、と知っているお客様にとってはまだ理解できるかもしれませんが、そうでないお客様にとっては「?」な話です。

    ネットAGからの送客は手数料がかかる
    ⇒クレジットカードを使われるとさらに手数料を取られるので「宿の利益を考えればクレジットカードは使ってもらっては困る」ということですが、果たして正しいことでしょうか?

    昨今のお客様は旅行に現金を持ち歩きしません。
    例えば家族4人で宿泊するとして1人15,000円×4=60,000円の現金など都会のお客様であれば、セキュリティーの面から現金など持ち歩きしないでしょう。

    事実、大坪の顧問先施設様で宿への直接の予約ならクレジットカード可で、ネットAGからだと不可としている施設様は皆無です。顧問先施設様は「そんなことは宿の論理であって、それをお客様に押し付けるべきでない。クレジット不可とするなら全てのお客様を同列に扱う。もっというと、そんなことをするぐらいならネットAGから集客しない」というお考えをお持ちです。

    お客様の立場で体感したことを今後の糧に、、、と勉強になりましたがやはり後味の悪い体験でした。