• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年12月23日

    日本がライドシェアを解禁しない訳

    ベトナムで、Grabというライドシェアサービスを利用しました。

     

    メチャクチャ便利なサービス!、と使ってみて実感しました。

    配車する時もメッセや電話などは必要なく、アプリで手配でき、目的地も

    予想時間も、料金も事前に確定という今更ですが素晴らしいサービスです。

     

    到着後、アプリを操作し、登録したクレジットカードで決済され

    すぐに以下のような確認メールも送られてきます。

     

     

    運転手さんも親切で英語は話せませんでしたが、わざわざ翻訳アプリでベトナム語から

    日本語に訳してのコミュニケーションをとろうとしており、昨日乗ったタクシーよりも

    圧倒的に客を楽しませようとしています。

     

    降車時にドライバーの評価をつけるシステムも起因しているでしょうが、一度このサービスを

    体験してしまえば流しのタクシーの利用はしないでしょう。

     

    日本でもライドシェア解禁と言われながら、様々な抵抗勢力に規制されていますが、

    このサービスが日本で広がれば既存のタクシーが駆逐されるでしょうから、そりゃやっきに

    なって反対するよな・・・と。

     

    未だに現金のみや特定の電子決済をさも当たり前のように「使えない」というタクシー駆逐

    の為にも、早期のライドシェア解禁が望まれます。

    ライドシェア解禁はドライバーにも乗客にも良いこと尽くしですが、唯一既存のタクシーのみ

    が競争に負けるという結果は世界を見ても明らかです。