• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年09月22日

    日本人は旅をやめたのか 海外は低迷、国内は伸び悩み

    日本人は旅をやめたのか 海外は低迷、国内は伸び悩み

    というニュースが流れています。

     

    記事に色々書かれていますが、根本的な原因は「旅行に行く費用」の

    捻出が昔よりしにくくなったから、ということでしょう。

     

    パスポートの持参率が低くなったのは、「海外旅行に行く」という発想

    を持てない為で、海外に行かない人がパスポートなど作りませんので、指標に

    すること自体ナンセンスです。

     

    私の学生時代より、航空便の数も多くなり値段もLCCの台頭により安くなっています。

    それでも若い人たちが旅行に行くことができないのは、稼いだ金額に対して、社会保険料

    という強制的な上納金の割合が増えすぎたので、手元に残るお金が少なくなったから、と

    いう事実です。

     

    いくら給与を上げるといっても、上げた額に対しての社会保険料比率は増える(累進課税

    で減ることはない)ので、効果は薄く、それをやるなら社会保険料の搾取額を低くする、

    とすれば手取りも増え一気に消費も拡大します。

     

    若い人たちや現役世代に後始末させるまでもなく、現段階から苦役を強いている体制を

    変えていかなければこの先も今以上に「旅行できない日本人」が増えていくことでしょう。