• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2008年08月24日

    続・口コミ偏重主義に思う

    今日から伊豆に2泊3日です。。。

    昨日のブログ「口コミの威力?」に対するリアルなコメントを大坪のメール宛に方々からいただきました(さすがに本ブログコメント欄に書けない様なとんでもない内容・・・)。

    ひとえに思いますが、インターネットが発達したことにより一部のタチの悪いお客が増大したことは事実だと思います。ただ、ネットの発達がそれらを「顕在化」させたというだけであり、それらは以前から「存在していた」ものと思われます。

    例えばリアルの社会で100人に1人がそのような性質を持っていたとすれば、周りの99人がその1人にブレーキをかける役であったのが旧来の日本社会でしょう。そうすることによって社会全体の安定性が保たれてきましたし、その1人も「あっそうか!こういうことをしてはいけないんだ」という風に思うことが出来たのかもしれません。

    が、リアル社会の結びつきが一部で弱くなってきている現代において、その1人は、「相手にされない(関わりを拒否される)」ようになり、インターネットの世界に入っていきます。とすると100人のうち1人の割合であったものの「母数」がウン百倍になりますので「1人」が「1人」でなくなります。「あっそうか!こういうことをしてはいけないんだ」という概念よりも「なんだ、みんな私と同じ事を考えているじゃないか」と考えるようになり一部がさらに行為をエスカレートさせる結果を導きやすいのでしょう・・・。

    同様のことがプラスに動くケースも当然ありますし、ネットが悪いという短絡的な考えにも賛同しかねますが、事実そういった客を創ってしまっている側面も否定できません。
    お客様の差別するということでなく、「区別」していくことも必要な時代になってきたのでしょう。すべてのお客様の要望に応えると宿は潰れてしまいますので、「選別の基準」が必要です。

    ↓本ブログ内容とは関係ありませんが、本日撮影した「さるのこしかけ」
    さるのこしかけ

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