• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2023年08月11日

    陸路の「計画運休」という言葉に違和感

    台風7号による公共交通機関の混乱が発表されています。
    ↓はANAのHPより

    航空便は台風の風の影響を受け、物理的に飛ぶことができないので欠航も

    やむなしと思いますが、JR(特に新幹線)は陸路なので、こういった時に

    こそ動かして人々の移動を助けるべき、という考え方は今は「おかしい」と

    言われるのでしょうか?

     

    「計画運休」といった言葉が市民権をえて、悪天候時は運休が礼賛されて

    いる風潮ですが、それにより被害を被る人たちも必ず出てきます。

    今と昔は気候が違うと言われてしまえばそれまでですが、安易に運休に

    するのではなく、安全を担保しながら低速度でも人々の移動を助ける

    という発想を求めてやみません。