• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2021年04月17日

    大きなマーケットが破綻すると・・・

    先週、東京の「緑の悪魔」と称される知事が「東京に来ないでください」と言った
    その日から、私がメルマガ登録している東京の様々なホテルから一斉に安売り
    メールが届きました。

     

    ビジネス利用で、平時の宿泊単価の半値・・・という状況です。

    しかも、世界的なブランドチェーンホテルも同様ですので、冷静にホテル滞在を

    楽しみたい方は絶好の機会かと思われます。

     

    月末に東京出張の予定があるので、ホテルを予約しましたが、こちらが

    申し訳なくなる位の低価格です・・・。

     

    需要が消えたら少ないお客様の取り合いになることは当然ですが、東京ホテル

    マーケットが大きかった分、減少の反動は大きくなります。

    こんな状況、いつまで続くのでしょうか?

    2021年04月18日

    GWの予約状況

    じゃらんで「GWに泊まれる宿」を検索すると兵庫県は以下の通りです。

     

    兵庫県の全エリアでGWに泊まることがえきる宿が存在するという事態。

    全国をみても同様の傾向が見て取れます。

     

    「GW、旅行に行かないください」ではなく、「少人数でできるだけマイカー旅行で」など

    と言ってもらわないと、旅行に行くことが危ないという風潮を生んでしまいます。

     

    宿に人がいかなければ、そこに商品を納める業者さんなどにも売上が波及せず、地域が

    疲弊していくという悪循環に陥ることは既に立証済です。

    この状況を放置しておくことの危険性を政治が認識しているのか大いに疑問です。

     

    2021年04月16日

    「規制」には「補償」を

    新潟に出張でした。

     

    訪問先の旅館様営業エリアで残念ながら「時短要請」が発令・・・という

    状況でした。ただ、行政の命令に対して補償という対処がないと企業は

    成り立ちません。

     

    不正などは一切する必要はありませんが、きっちと請求できる補償はして

    いこうと下準備をしていただきました。

     

    商売に規制がかかることは、喜ばしいことであるはずがありませんが、

    地域で生きる企業としては行政の命令に従わざるをえません。

     

    ただ、「お願い」を聞くばかりでは企業経営はできませんので、十分では

    ありませんが、正当は補償は求めていっていただきたく考えております。

    2021年04月15日

    県民旅行マーケット

    新潟に出張中です。

     

    伊丹空港→新潟空港の朝イチのANA便が欠航になり、朝イチのJAL便で

    新潟に入りました。緊急事態宣言が終わりましたが、「まん防」が発令中

    とのことでガラガラの機内でした。

     

    新潟につき、会議後に弥彦神社まで視察に出かけたのですが、桜が

    終わりかけにも関わらず駐車場は新潟NOの車が多く停まっており

    にぎわいを見せていました。

     

    しばらくは近場のお客様を重点的に集客しなければ・・・と

    改めて実感した次第です。

    2021年04月14日

    まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか

    を読みました。

     

    「まちづくり」に関連する書籍ですが、その箇所を「旅館組合」や

    「観光協会」に置き換えても通じる共通点が多いように思えました。

     

    幸い、過去私が関与した地方行政体の皆様は自立し「稼ごう」という発想を持って

    おられた(そうでないと弊社との関与は発生しません)ので、この書籍に

    書かれていたような幻想は見ることはありませんでした。

    ※一部、特定団体の講演会などで「幻想」を感じたことがありますが、

    そういった団体さんとは継続的な取引は発生しないので、特に思うことはありません。

     

    文化は余裕からしか生まれませんし、継続していきません。

    「稼ぎ」をしっかりしつつ「文化」を構築していきたい皆様との出会いを楽しみにしております。

     

     

    2021年04月13日

    二酸化炭素濃度計測器に思う

    打ち合わせをした喫茶店に「二酸化炭素濃度計測器」がおいて

    ありました。

     

    座席数を間引き、窓も空いていたのでアラームが鳴ることは

    ありませんでしたが、なんだがお店の雰囲気を壊している感は

    否めません。

     

    お上の指針なので、必要なことなのでしょうが、こういったことが

    継続的に続いていくと店を経営しよう!という人が減っていくのでは

    ないか?と懸念しております。

     

    ただ、久々に喫茶店に入ったのでこういった風景はもはや当たり前なのかも

    知れません。対策ばかりで検証がないと、「何が」効果的なのかはわかりません。

    本当に今「やりなさい」と言われていることが効果があるのかの検証も行政が

    しっかり行うべきと実感しました。

    2021年04月12日

    「半露天風呂付客室」施工中

    上諏訪に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では「半露天風呂付客室」工事の真っ最中で

    途中経過を見学していました。

    やはり設計図やパースなどで見るよりも、現場を確認した方が

    見えてくるものが多いです。

     

    景観なども参考に、写真の撮り方など協議していました。

    6月頭には完成予定とのことですので、完成が楽しみです。

    2021年04月11日

    固定資産税のpaypay支払い

    固定資産税納付の時期です。

     

    今年も自宅マンションの固定資産税の通知が届きました。

    固定資産税は何のために払っているか特にわからない税金で、旅館業を苦しめる

    税金の一つです。

     

    さて、この固定資産税、クレジットカードなどでの納付ができますが手数料が

    発生します。ただ、今年から神戸市はpaypayなどの電子マネーでも支払うことができ

    るようになったとかで、それらには手数料が発生しないので、今年はpaypayで支払ってみました。

     

    銀行振込とは違い手元に領収書は残りませんが、paypay上に履歴は残るので

    何か言ってきたら、「払いましたよ」という回答ができます。

     

    以前、税務署から法人税未納と電話があった時は「金融機関が間違った年月で報告していた」

    というお粗末な結果があり、既存の支払い方法でも間違えられるときは間違えられます。

     

    決済手段が多様化する昨今、せめて今後も新しい決済方式での支払いを増やしていって

    もらいたいものです。

    2021年04月10日

    「まん防」期間の神戸より

    所要があり、神戸阪急に行ってきました。

     

    神戸市に「まん防」が発令されているせいか、入口に検温&消毒が必須

    のオペレーションになっていました。

    先日、緊急事態宣言が終わり通常の入店形態に戻って「すぐ」に「まん防」

    なのでお店の苦労がしのばれます。

     

    ただ、午前中でしたが、店の中は閑散とした状態ではなくにぎわいを見せて

    いました。

    高齢者施設などのクラスターが多発している施設の対策を強化し、通常日常行動

    は阻害することをやめ経済を回さないとどうにもならない時期に来ています。

     

    0か100からの極端な施策ではなく、問題がある箇所を重点的に処置するのは

    ビジネスでは普通ですが、そういった理論が働かない世界も多いことを日々実感

    しております。

    2021年04月09日

    守るべきことと新しくやるべきことのバランス

    長崎に出張でした。

     

    昨夕からの滞在でしたが、料理のことや新設の半露天付客室の売り方、

    食事処のオペレーションなど様々な協議があり、このご時世ですが

    成果が楽しみです。

     

    経営陣以外も料理部門やおもてなし部門からも活発な意見があり、

    スムーズに新しいことに移行できそうで一安心。

     

    特に旅館業は守るべきことと新しくやるべきことのバランスが難しく、

    お客様の方を向いてそれらを考え実行できるかが成長のポイントです。

    それらをうまく企業の力として益々繁盛されることを願っております。