Author:大坪敬史
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長崎に出張中です。
伊丹→長崎空港は減便の影響もあり、搭乗便は満席でした。
移動ニーズはあるのに便絞って密・・・って本当になんだかな~という感じです。
長崎空港に降り立つとすさまじい熱気で、今期はじめての酷暑を体験しました。
ただ、目的地に到着すると涼しい風が吹いており過ごしやすい気候に。
同じ県でも標高やエリアによって全く気候が異なることを実感しております。
訪問先の旅館様では、HPリニューアルや一部オペレーション変更の話で
盛り上がりました。やはり、「動き」がみられる組織にお客様が集まります。
夕食をいただいている際、リニューアルされたレストランに他のお客様が入店する
度に「すごい!」と感嘆の声を聴きつつ、そんなことを考えていました。
東京五輪(ほぼ)無観客の決定により、ある地域のホテルの料金が半分に
なっていました。
出張時によく利用するホテルなのですが、以前調べたときは通常料金の2倍ほどの
料金になっており、???と思ったのですが、五輪会場が近くにあるので、その
せいか・・・と思っていました。
先日、中止が発表されたのちに再検索するとなんと、半額(通常料金)に戻っており、
ある意味、市場に合致した値付けだな~と。
しかし、こういった極端な需給バランスに基づいた料金設定はどうなのか?といつも
思ってしまいます。適正料金でないとリピーターなどを逃してしまう危険性がありますが、
リピーターなど必要なく新規客だけで埋まる立地やビジネスであることもホテルの特徴
なのでしょう。
東京五輪開催と選挙対策の為に四度目の緊急事態宣言発令が首都圏に発令
されました。
当該地域で商売をされておられる方々の憤りを切に感じます。
又、首都圏を力づくで抑え込むということは、周辺観光地への「流れを止める」
と同義ですので、首都圏を主要客層としている地域は厳しい夏商戦と言わざる
を得ません。
唯一のプラス要因としては、東京五輪の観戦チケットを持っておられた方が
「無観客」となったことでチケット払い戻しをされ、その資金を旅行などに
充てることを期待する、ということぐらいでしょうか。
あくまで予測値ですが、
〇 四回目の緊急事態宣言の実施でGDPマイナス1兆円・・・
〇 五輪開催の経済効果も5200億円から無観客に伴い3500億円に減少・・・
ということですので、単純に五輪開催をしなければ6,500億円超の経済効果を
もたらすというサブイ話が現実味を帯びています。
怒りを通り越して、日本ってこんなに馬鹿な国だったのか・・・と悲しくなって
しまう限りです。
ある地域の観光統計をリサーチしていました。
その地域では経年でデータを整理されているわけではないようで、
軸をまとめるのに手間がかかりました。
先進的な地域では、様々な指標をWEB公開している事例もありますが、
全国的な統一規格があるわけではありません。
インバウンドはしばらく難しい現状があるので、この機会に国なりが統一指標
をとるような指導と実効策をとればよいのに・・・と。
数字をもとにマーケティングが行える地域は伸びますが、そうでない地域は
ますます観光後進エリアになっていくことでしょう。
所用で金融機関のATMに行くと、窓口で私服の人に声をかけれらました。
「神戸●●警察のものです。このエリアでオレオレ詐欺が多発していまして・・・」
とポケットティッシュを渡しつつ、説明されました。
どう考えてもオレオレ詐欺にひっかかるように見えないと自分では思っているのですが、
後から入店する人すべてに同じことをおっしゃっていたので、啓蒙キャンペーン中だと
思われます。
こういった犯罪がなければ、私服警察官を別の業務に割り当てることができます。
改めてヒドイ犯罪と思うと共に、技術的にうまい解決方法なないものか?と
思いつつ、銀行を後にしました。
熱海に出張でした。
訪問先の施設様は現況下においても昨対&一昨年対比プラスと絶好調でした。
絶好調の要因は数多くありますが、一番の要因は現場の「チカラ」です。
市場環境を無視してガンガン集客する体制を構築し、いらしたお客様に最大限
楽しんでいただけるように「おもてなし」をするので口コミの点数も自然と
あがってきています。
口コミに「実際に接客されたスタッフの名前」まで出てくるので、お客様も
満足を通り越して「感動」の領域にきているのでしょう。
政府がいくら経済の逆風の動きをしようと、イチ企業でもあらがっていけるという
事例が確認でき、大変心強く感じました。
伊豆に出張でした。
伊豆も先日雨が続きましたが、川の水も濁っておらず、いつもと
変わらない緑あふれる初夏の風景でした。
訪問先の旅館様では、夏期間のプール営業やプラン構成について
協議していました。またSNSを介してのキャンペーンなど、こんな
時期だからできることを着実に進めていただくことに。
ただ、例年人気の地域の川遊びがコロナ禍の影響で規模縮小など、
例年通りのプラン内容が展開できないこともあり、情報を最新化する
必要もあります。地域の情報は地域にいるからこそ入ってくるものです
ので適切にお客様に伝え、集客につなげていっていただければと考えております。
飛騨高山に出張でした。
大雨を警戒しての訪問でしたが、道中一部雨の強い区間がありましたが、
無事に神戸に戻ることができそうです。
ワイドビューひだからの車窓は深山幽谷+横を流れる川の濁流で独特の
景観をつくりだしていました。
思えば日本の国土は川の氾濫や土砂崩れで形成された土地が多く、
いたるところで災害の可能性はあります。歴史的に自然災害を信仰と
結びつけてきた節もあるので、今後も自然災害とは付き合っていく必要があります。
訪問先の地域では、かつてみたことがないような閑散具合で驚きました。
土日となると日帰りのお客様がおしよせ、地域の駐車場も満車になるそうですが、
平日となると本当に人がいません。
岐阜県は県内旅行客向けの施策もまだ発表されていないということで、地域のチカラ
というより、地域の「行政の施策の差」が観光にダイレクトに影響しているさまを
目の当たりにしました。
熱海の災害ニュースが流れています。未だ行方不明の方々もおられるとの
ことで、救助活動が求められますが、さも熱海全体がダメージを受けている、
という報道はどうなのか?と思ってしまいます。
確かに一部区間は未だ復旧も成されていない状況でしょうが、熱海エリア
全体が災害を被ったわけではありません。
事実、JRなどの路線も復旧している箇所もあり、災害の映像と共に「復旧している箇所」
も報道しないといわぬ風評被害を招きます。
インパクトある映像は視聴率を稼げるかもしれませんが、そこで仕事をしている
方々も大勢いるわけで、そういった方々の後押しになるような報道もあってしかる
べきなのではないでしょうか。