• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年12月06日

    JRのコロナ対策

    先日、ある方から〇×エリアのJRスタッフが当該地域感染第一号に・・・

    という話を伺いました。

     

    JRのニュースリリースに詳細が記載されており、濃厚接触者に乗客があたらないような

    業務についていた、という内容で一安心。ちょうど当該エリアを訪問していた時から

    コロナ感染が疑われていたのでホッとしました。

     

    最近、JRの車掌が車内改札で切符を確認するときも、台の上に行き先を見えるように

    おいていると手に取らずに口答確認される車掌さんもおられます。

    恐らく、「接触回避」のためでしょうが、皆が同じ行動をとっておられるわけではなく、

    車掌さんによって対応が違います。

     

    どうせ対策するなら「組織として」の方針を決めて動いた方が、このような時に

    乗客は安心するのに・・・と思いながら情報をリサーチしていました。

    2020年12月05日

    終わりが見えている店の「もの悲しさ」

    2020年12月末で閉店予定の東急ハンズ三宮店に行ってきました。

     

    閉店が近いということもあり、既に撤退したテナントもあり、閉鎖されている

    階や囲いで覆われている売り場があり、さみしい感じでした。

    商品も歯抜け状態で、終わりが見えている店のもの悲しさを演出・・・。

     

    神戸市の中心エリアでさえ、このような状況ですから人口減少のインパクト

    は凄まじいものがあります。地方一律の発展は難しい時代に突入しましたので、

    特定エリアの活性化が必要です。

     

    そんなことを思いながら店を後にしました。

     

    2020年12月04日

    キャンセルがある、といっても稼働率95%!

    熱海に出張でした。

    訪問先の施設様は箱根・熱海と2館経営されていますが、それぞれ11月の客室が

    99.7%と100%!と10月に続き絶好調、と嬉しいご報告をいただきました。

     

    ただ、12月に入り、連日のコロナの原因がGoToトラベル的な風潮の影響で

    キャンセルが・・・ということですが、それでも12月&1月の稼働率は95%以上でした。

    やはり小規模&全室露天風呂付客室という仕様は時流にもあっているのでしょう。

     

    新客室も工事中で、12月中旬には完成とのことでますます成果が楽しみです。

    2020年12月03日

    旅館が潤えば地域経済も潤う

    伊豆に出張でした。

    訪問先の旅館様では、秋もGoToトラベルで忙しい毎日を送られていたようです。

    正月に向け、館内メンテ・修繕などを一気に行っておられましたが、全て地元の業者さんに

    お願いされていました。

     

    GoToトラベルで旅館の売上が上がる

    →仕入れ業者さんなどが潤う

    →メンテナンス業者さんなどが潤う

    →地域経済に波及効果あり

    ということを目のあたりにしました。

     

    GoToトラベルさえ辞めればコロナの感染が止まる、という意味不明な風潮がありますが、

    こういったプラスの面がもっと広がっていけばよいと実感しました。

    2020年12月02日

    新型コロナウイルスの影響に伴う2020年12月12日~2020年12月24日の空席照会時の満席表示について

    新型コロナウイルスの影響に伴う2020年12月12日~2020年12月24日の空席照会時の満席表示について

    という内容がANAのサイトで発表されています。

    既に減便している便に加え、需要減退(乗る人が少ないから)なのでさらに減便数を増やしますよ、

    という話です。

     

    GoToトラベル制限などの影響により、移動が制限されれば当然「空」の便も需要が減退します。

    なので、減便します・・・と、もはや公共交通機関の矜持などは言っていられないほど、追い込まれて

    いるでしょう。

     

    しかし、航空便は旅行や出張する人たちだけを乗せているわけではありません。

    普段あまり飛行機に乗っていない人が、こういったケースに遭遇すると、「もう飛行機は使わないで

    おこう」という話につながり、需要が戻った時に以前のようにお客様が戻ってくるのか非常に疑わしい

    部分があります。

     

    ・・・もう勝手にしてくれ・・・と利用者からしたら匙を投げる状況ですが、せめて早めに減便にする

    かどうかの決定をしてもらいたいものです。

    2020年12月01日

    GoToトラベル事業で上げた利益を次の「投資」に!

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では11月も過去最高売上でお忙しい日々を送っておられました。

    12月は11月よりも若干余裕がある埋まり具合なので、正月に向け準備期間を・・・と、

    協議していました。

     

    また、お正月に向け忙しい毎日ですが修繕できる箇所や、備品類の充実なども

    実行していただくことに。GoToで忙しく、苦労して上げた利益で次の投資や

    試みができるかで、終了後の展開も変わってきます。

     

    忙しい中、そういった対策ができうる宿が次の時代も生き残っていくことでしょう。

    2020年11月30日

    地元の良さを発信できるのは、一度地元を離れた人や 他から来た人

    福井県に出張でした。

     

    訪問先の施設様では、料金やシーズナリティ、プラン構成など骨格の部分を

    協議いただき、良い方向に進みそうでした。

    SNSを含む情報発信の協議で、「地元の良さを発信できるのは、一度地元を離れた人や

    他から来た人」という話になり盛り上がりました。

    その土地だけで生きてきた人は比較対象がないので、素晴らしいコンテンツも

    当たり前のこと、という認識があります。

     

    しかし、都会やほかの地域で暮らしたことのある人は、「えっ!?地元の〇×ってもしかして

    すごいのでは?」という気づきが生まれます。その気づきを発信することが人を惹きつける

    のですが、普段からそれが当たり前になっている人には発信することができません。

     

    そういった意味でも他地域からの移住や地元に戻ってきた人は重宝されますね、

    という話で盛り上がりました。

    2020年11月29日

    旅をする人に非難がいかないように・・・

    GoToトラベル事業の一部地域制限によりキャンセル数が多発している

    地域もあります。

     

    先ほどOTAで来週の土曜日を検索してみましたが、平時なら確実に満室に

    なっている旅館やホテルも「販売中」となっており、各地で相当のキャンセル

    が発生したものと思われます。

     

    ただ、そんな中でも感染対策をキッチリ行い旅をする人も一定数いたっしゃいます。

    そんな冷静な判断と行動をしている方々に非難の声などが届かないようにする、

    ということも政府はアナウンスしてもらいたいものです。

     

    またテレワークに置き換わることのできる職種とそうでない職種があるのも世の中。

    出張している人が悪い、という風潮も避けなければなりません。

     

    2020年11月28日

    新型コロナウィルス罹患者受入に伴う宿泊者の受入不可のため 宿泊施設の振替ご案内

    12月中旬出張予定のホテルより
    【重要】新型コロナウィルス罹患者受入に伴う宿泊者の受入不可のため 宿泊施設の振替ご案内

    とのメールが届きました。

     

    訪問先は札幌や大阪ではなく、特段感染が拡大していると報じされてない地域ですが

    当該地域行政が先手を打って・・・とのことでしょうか???

     

    こちらは特にそのホテルに泊まるために予約したわけではないので、全く問題ない

    のですが、こういったことが「通常」になってくると恐怖感のあおりであったり、

    旅行需要の減退を招いてしまいます。

     

    当事者となり、そんなことを思いながらメールを確認していました。

     

    2020年11月26日

    「シャッタ」ーが目立つ三宮センター街

    久々に三宮センター街を歩いていました。

    阪神大震災後、ずっとあった(営業されていた)お店が何軒か閉店となり

    シャッターが閉まっており・・・。

     

    神戸の中心エリアでさえ、コロナの影響が甚大ですので、周辺の厳しさは

    さらなるものと予想されます。

     

    緊急事態宣言を再発出、などという話も出ておりますが、次に宣言を実施

    すれば持たないお店、企業が続出します。

    十分な補償を出すほどの余力はもはや日本経済にはないですし、たとえ「利益」補填

    したところで、「売上」を発生させないと周辺事業者に波及していきません。

     

    国は引退した人ではなく、今を必死に生きている人たちに届く施策を切に求めます。