• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2024年11月
    « 10月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2020年10月26日

    京都観光事情

    京都に出張でした。

     

    平日でしたが、レンタル着物を着たカップルやグループの若い客層でにぎわって

    いました。インバウンド客がおしよせ、道もまともに歩けない・・・という状況

    ほどの混雑ではありませんが、インバウンド繁忙前の京都、といった感がありました。

     

    残念なのが、この状態に戻っても閉じている店が多くあることです。

    インバウンドを見越して荒い商売を企んでいた店はまだしも、日本人客向けに

    まともな商売をされていたお店も休業状態でした。

    こういったことが続くと、街の魅力が薄れ、ますます人が来なくなりかねません。

    もうすぐ紅葉がはじまり、ますます人が多くなるでしょうから、その時分には以前

    のように活気ある京都に戻ってもらいたいものです。

    2020年10月25日

    スカイマーク 神戸ー宮古便が新就航

    スカイマーク 神戸ー宮古便が新就航

    のニュースが流れています。

    サイトを検索してみましたが、欠航も少なく各地の空港をレガシーキャリアよりも

    安く結んでいるようです。

     

    LCCなどは、既存航空会社が運航していない路線を優先的に開発してきましたが、

    これだけ既存航空会社が地方路線を減便・欠航にしていると、その路線にも参入

    してほしい、と願います。

     

    コロナを理由に需要減退で減便・欠航という論理がまかり通っていたら、地方路線

    が減少し、結果的にその地域の観光にも悪影響を与えます。

    航空会社は「公共交通機関ではない」とコロナ禍で実証されましたので、そうであれば

    新興でやる気のある航空会社に道を譲るべきと考えます。

    2020年10月24日

    奈良・京都の観光現場より

    奈良・京都を巡ってきました。

     

    奈良公園・春日大社・東大寺・毘沙門堂・三条・河原町・八坂神社・清水寺・京都駅などを
    歩いて回っていたら20キロ超えてしました。
    秋晴れの中、日ごろの運動不足の解消になりスッキリした次第です。

    清水界隈など、インバウンド客はちらほらですが、日本人のお客様でにぎわっていました。
    しかしながら、店舗に空きが目立ち、10月の秋ハイシーズンでもまだ店を閉じたままの店舗も
    多かったです。

     

    さらに、営業終了時間が17:00という店舗もあり、まだまだ本格的な京都観光復活、ということ
    にはならないようです。

     

    気になったのはスターバックスの出店の多さ。この機会に資本の力で京都を抑えてしまおう、
    という発想でしょうが、世界中にある店がたくさんあっても長期的な魅力につながるとは思えません。
    こんな時だからこそ、京都の魅力ある個店の応援をしたいですし、そういったお店が残るような
    行政の施策を望みます。

    2020年10月23日

    新料理長で高評価連発!

    新潟に出張でした。

    訪問先の旅館様では、「新料理長に変わり、お料理評価がうなぎ登り!」

    というご報告をいただきました。WEBの口コミでも高評価連発、さらにリピーター様から

    「料理長変わったよね?」と言われ、宿泊の次は兄弟会でなど継続的な受注が続いて

    おられるとのことでした。

     

    そこで、料理長のウリをPRした企画を造成いただきました。

    こちらの新料理長、姉妹館でミシュラン掲載宿の料理長でもあり、今回「総料理長」と

    して両館を統括されることになったのですが、TOPが変わるとここまで内容がよくなるか!

    というくらいの変わりようです。

     

    宿の「中身」をブラッシュアップすることは「外見」を変えることよりも難しいのですが、

    内容が昇華されると、ネットのプランのように簡単にパクられることはありません。

    GOTO終了を見据え、「宿の自力UP」を目指していくことが重要です。

     

    2020年10月21日

    欠航により「移動できない人」が多発・・・

    GoToトラベル事業で人の動きが戻ってきているとはいえ、空の動きはまだまだ

    のようです。

     

    ↓は本日現在の来月の金曜日のANAでの新潟→伊丹便です。

    欠航になっている便が機体も大きく、多くの人を運べたのですが、欠航により

    その前後に出発する便が現段階で予約不能状態です。

    JAL便なども大幅欠航しており、このままですと夕方に飛行機では新潟から関西に戻る

    ことはできません。ビジネスの面からは大きなマイナスです。

     

    「金曜日」というビジネス需要の多い日、特に夕方の便などは需要が多いのでしょうが、

    それよりもコストカットに動かざるをえないので、このような状況になっているものと

    思われます。

     

    新潟便に限らず、地方便は概してこのような状況。

    まずは近場での旅行、とはいっていますが、それだけだと日本全体の「観光」、「経済」は

    復活しません。

    この状況が続くと、地方便が恒久的に大幅減便になりそうでゾっとしております。

    2020年10月20日

    熊注意

    群馬に出張でした。

    朝、越後湯沢駅を望むホテルに宿泊していたのですが、窓を

    あけると「こちら湯沢町です。熊の目撃情報が相次いでいますのでご注意ください」

    とアナウンスしながら走っている車がいました。

     

    全国各地で、比較的人がいる場所にも熊出没している影響でしょうが、こうアナウンス

    されても何に注意するのか不明です。

    熊スプレーでも持ち歩けといっているのか・・・。

     

    ハイキングの時などは鈴などをもって、音を出して警戒、ということはできますが

    街歩いているときには対策の仕様がありません。

     

    早く冬眠してもらいたいものですね。

    2020年10月19日

    ローカル修学旅行

    新潟に出張でした。

    訪問先の旅館様では、最近も地元の修学旅行がご宿泊された、

    とのことでした。

    「県外に出ないこと」ということが修学旅行の必須項目らしく、こちらの

    旅館様以外でも修学旅行生がご宿泊されているようです。

     

    地域共通クーポンも、「旅館の外で使わないように」という指令が学校から

    出ているようで、売店の売上も好調ということでした。

    各校にルールがあるようですが、校長先生の方針であることがほとんどだとか。

     

    全国的に地元修学旅行が盛況ですが、違う土地で異なる文化や風土などを感じること

    も勉強ですので、はやく元の状態に戻ってもらいたいものです。

    2020年10月18日

    病院にも薬にも頼らないカラダになる未病図鑑

    を読みました。

    漢方の考え方から、「病気にならないために」という目線で内容もわかり

    やすかったです。コロナ禍の中ですが、普段の生活が大事、ということを

    改めて考えさせられました。

     

    「入浴」についての記述も多く、健康と入浴はやはり親和性があるのでしょう。

    温泉となれば、ますます良いでしょうから、この冬も多くの方々が旅館に

    訪れ、温泉に入ることによる未病・健康にアプローチしていっていただければ

    幸いです。

    2020年10月17日

    本当の繁盛店

    元町商店街の「うどん屋」さんに行きました。

    もう30年以上は続いている老舗で、以前神戸駅近辺に住んでいた時はたまに行って

    いましたが、今の家に変わってからは久々の訪問です。

    地元客らしき家族連れや近くの職場の方々などで大繁盛の様相でした。

     

    こちらのお店、

    ・地域共通クーポン 使えません

    ・GOTO EAT 参画していません

    ・クレジットカードなどの電子決済 使えません

    という状態ですが、お客も多く従業員も多く雇っておられます。

     

    地元客の根強い支持もあるので、あえて新規の取り組みをしなくとも、商品(うどん)に

    向き合っていれば商売を続けていくことが可能なのでしょう。

     

    本当の繁盛店とはこういうお店なのだろうな~、と思いつつ、また近くに行く機会が

    あれば再訪しよう思い、店を後にしました。

    2020年10月16日

    内部資料入手「GoToトラベル事務局」大手出向社員に日当4万円

    先日、文春オンライン(その後、YAHOOニュースにもTOPページ掲載)で

    ■内部資料入手「GoToトラベル事務局」大手出向社員に日当4万円

    https://news.yahoo.co.jp/articles/e8ab62a19e867cd48237768813dbd253b1eb63d0

     

    という内容が流れました。
    二次情報なので真偽のほどはわかりかねますが、仮にこのニュースが本当である
    のであれば、とんでもない話です。

     

    こういった方々に過分な日当がでる位の予算があるのであれば、宿泊施設で必死に
    「地域共通クーポン」に判子押したり、印字しているスタッフの皆さんこそ、
    「日当」を出してもらいたいと切に願っております。